ChatGPTに介護の質問投げてみた〜在宅介護の悩み相談
こんにちは、ザ・ハーモニーの重冨です。
認知症コミュニケーションロボット「だいちゃん」を開発しているエンジニアです。
このブログでは、認知症介護施設を運営展開と認知症コミュニケーションロボット「だいちゃん」を開発・販売するザ・ハーモニー株式会社が、介護やロボット界隈の情報を中心に発信します。
今回は、私の優しい祖父を実例に、在宅介護する家族の立場から、今話題のChatGPTに悩みの解決策を聞いてみました!
業務効率化やDXと言われるような難しいことではなく、ふだんの何気ない悩み相談もできます。介護においても、AIの力を借りてみましょう!
同じように在宅介護を行なわれているご家族様や、介護職員として介護を行なわれている方の参考になれば嬉しいです。
最近トイレの場所がわからなくなってきた祖父のことをChatGPTに相談!
このChatGPTの回答は、介護現場で働かれている方には目新しい回答はないかもしれませんが、基礎的な回答にはなっているのではないでしょうか?
そして、在宅介護で一人で悩まれているモヤモヤは、少し解消できるのではないでしょうか?
はじめてChatGPTに質問される際は、ぜひ、以下のスクリプトを元に質問してみてください。
ChatGPTに質問する際のコツ
実際に、ChatGPTを使ってみましょう。
ChatGPTには、より良い回答をしてくれそうな専門家になりきってもらいましょう!
認知症の相談なら、小児科の先生より、老年内科の先生に聞きたいですよね?
また、その中でも認知症・心臓病など、その先生の専門分野があるかもしれません。
あなたは医師です。
→ あなたは老年内科の医師です。
→ あなたは認知症に詳しい老年病専門医です。
このように、より専門的な人になりきってもらいましょう!
ChatGPTには、丁寧な言葉で質問しましょう
上のコツと同じく、ChatGPTは「私は偉い人」と自覚することで、偉い人が言いそうな良い回答をすると言われています。
医者や大学教授などに相談するつもりで丁寧な言葉で質問しましょう。
ChatGPTに、必要な情報があれば聞いてね!と一言付け加えましょう
より良い回答を出すには、提示した情報では足りないことがあります。
その為、ChatGPTに質問してもらえるよう以下のような一言を付け加えてみましょう。
まとまった情報を渡すことができます
#を使って引用することができますこれにより、箇条書きなどでまとまった情報をChatGPTへの質問の中に引用することができます。
ことわり
無料で利用できるChatGPT-3.5では、2021年9月までのデータを使用して回答されます。今年度の補助金や制度改定など、最新の情報は取得できません。
最新の情報を取得できるようにする方法も存在しますが、ここでの説明は割愛させていただきます。上記で掲載したコツは、あくまで良い回答を得られやすい傾向にあるということであり、必ずこの記載で良い回答が得られることを保証するものではありません。
スクリプトを調整しながら、より良い回答が得られる方法を模索してみてください。この記事内で示しているケア手法は、ChatGPTが提示したものであり、必ずしも弊社が推奨しているケア手法ではないことにご注意ください。