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タモギタケの“タモギ”って結局、なに?~あの世界的スターとの意外な接点

はじめに

自己紹介

こんにちは!はじめまして。
ライターの松谷です(^^) 現在は会社で通販業務を担当しています。
新人なので、分からないことも多く、まだまだ勉強中の身です。読者の皆さまと同じ目線での記事を目指しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今回のテーマについて

今回のテーマは「タモギタケのタモギって結局なに?」です。

最近 何かと耳にする「タモギタケ」。鮮やかな黄色が目を引くキノコで、北海道や東北地方に多く生えています。栄養価の高いキノコであるため、学校の給食でも数多く採用されているようです。

ふわっと広がる黄色が花のようできれいですね

英語では”Golden Oyster Mushroom”と呼ばれているタモギタケ。直訳すると「黄金のヒラタケ」、なんとも神々しい名前です。

そもそも、「タモギタケ」の「タモギ」が何か、ご存じでしょうか?
わたしも、入社前はタモギタケなんて聞いたことがありませんでした。「タケ」の部分は何となく「シイタケ」「マイタケ」の「茸」だろうとの予想はついたのですが、「タモギ」についてはさっぱり。「タ・モギ」なのか「タモ・ギ」なのか、はたまた「タモギ」でワンフレーズなのか、さっぱり分かりませんでした…。

今回は、その「タモギタケ」の名前の由来と、「タモギタケ」を身近に感じてもらうためのコラムをご用意しました。3分くらいでさくっと読めると思いますので、お付き合いください。

タモギタケの“タモギ”って?

タモギタケの名前の由来

タモギタケの名前の由来は諸説あると言われていますが、タモギタケの「タモ」は木の名前で、“タモによく生えるキノコ”の意味で「タモギタケ」と名付けられた説が有力です。
では、「タモ」って何でしょう?木の名前であることは想像がつきますが、あまり聞き馴染みがありませんね。

じゃあ、タモって何なの?

タモは北海道や東北地方に分布している落葉広葉樹です。ごつごつとした幹に、小ぶりの葉が青々と茂る背の高い樹木で、30mにまで成長するものも。タモを使用した木材は家具や床板にも使用されていて、シックな雰囲気に仕上がるところから高く評価されています。

ブナやスギなど、木材としてよく名前が挙げられる木と比べると、聞いたことがない方も多いかもしれません。

わたしも実際「ふーん」くらいだったのですが、ある情報を知ってから、タモがとんでもなく身近に感じるようになりました!

タモのすごい秘密

驚きの事実!

実は…!この「タモ」の木、昨年メジャーリーグMVPに輝き、今年も二刀流で大活躍を見せる大谷翔平選手のバット(~2021年シーズン)にも使われているんです!

大谷選手のバットに使われているタモは「アオダモ」と呼ばれる種類のもので、昔からバットの材料として重宝されています。強度と弾力性を併せ持つタモは、パワフルなバッティングを見せる大谷選手にぴったりですね!
大谷選手のバットに使われているんだ…!と思うと、ちょっと身近に感じませんか?

大谷選手のバット事情

2022年シーズンの大谷選手は「バーチ」と呼ばれる素材で作られたバットを使用しています。「ボールをはじき返すイメージに変えたい」ということから、アオダモよりも固いバーチを採用したそうです。

ベーブ・ルース以来、104年ぶりの「投手として二桁勝利、打者として二桁ホームラン」を実現し、今年は最多勝の15勝を挙げた大谷選手。
これからも日本中をわくわくさせてくれることでしょう!
私も毎日楽しみにしているファンの一人です。

おわりに

余談ですが、タモは野球のバットだけでなく、テニスやバドミントンのラケット、ホッケーのスティック、スキージャンプの板など幅広いスポーツ用具にも使われています。スポーツを支える大切な樹木なのですね。

タモギタケだけでなく、タモの木にも親近感を覚えていただけたら嬉しく思います!

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