綺麗なこと、高みを目指す格言、啓蒙書、出会いに感謝などと日々SNSにつづっている知人が、人身事故で電車に遅れて会食の時間が短縮されたと不満を漏らしていた。 日本の、東京の人身事故は、人の心をマヒさせるほど頻発しているのだろうか。 綺麗なことや格言や感謝も、自分にとって心地よいものだけをすくいとるのであって、人身事故なんてただの迷惑なのだろう。 私は触れたくない。 人身事故で停まった電車、自分の都合が狂うことに慌て、焦り、憤る気持ちもわかる。 でも、それをいっちゃあおしめ
同じ通りの、いくつかの気に入りの場所でのんびりしていた子 お世話する人たちがいて、姿がみえない日もエサや水入れが置いてあったからどこかにいると安心してた。 もう一週間以上見かけない 水入れも、エサも置かれなくなってしまった 毎日、行きかえりにゆっくりあたりを見渡してもいない 寒くなったから、どこか暖かいところに入っているのかも もしかしたら、今までよりもいい場所へ移ったのかも 会えない日が続くごとに、その道を通るのがつらくて、今日は耐えきれず、泣きながら歩いた 夜で、雨が
ここ数年あまり夢を見ない。見ているのだろうけど、覚えていない。ぐっすり眠って、すっきり起きる。眠りの質は悪くないと思う。 今朝見た夢は覚えている。妊娠したことが分かって、淡々とでは生みましょう、と考えた。驚きも慌ても、喜びも怯えもせずに。 夢占いで調べようと思いつつ、次々と舞い込むメールの対応をした。珍しく、仕事の依頼が立て込む。ずっと静かだったのに。不安を抱えていたのに。 ようやく一段落してから思い出し、妊娠する夢の意味を調べてみた。良い知らせ、新しい出来事などを暗示するら
他者に対して自分のしごとを「お仕事」と言うのは自分の母親を「うちのお母さんは」と話すのと同じだと思っていたし、今も思っている。 だから、立派な仕事をしている、30年も40年も生きている人たちが 「お仕事頑張ります」 と言うのを聴いたり読んだりすると、混乱する。 気持ちが悪いと思う。でも、言葉は生き物。いただいた「お仕事」と大切にありがたく思う気持ちの表れだ、というひともいた。今はそれで構わない、気持ち悪いと思わない人のほうが多いのかもしれない。 「ゆるっと」「ゆるゆると」と
出会いは最悪!でも、なんか気になるあいつのこと、好きになっちゃったみたい… という心躍る出会いは、私の人生には訪れていない。 男性も女性も、初対面の印象での違和感、 「ちょっと変だな」 「笑顔が嘘っぽい」 「笑ってるけど、冷たい感じ」 「話が通じにくい人」 相手から発する電磁波のようなものは、数時間で実証できることもあれば、数年かけて「ああやっぱり」と腑に落ちる。ほぼ100%間違いない。 今度異動してくるA氏、知ってる? 知人のB子に尋ねると 「最悪ですよ」 第一声がそれ
ある知り合いの投稿を目にするたびに、 「汚い写真」 「気持ち悪い言葉遣い」 「よく顔出しできるなあ」 と苦々しい気持ちになった。 でもその人に直接言うほどではないし、裏アカウントを取って嫌みを言いに行くなんてもってのほか。自分の手を汚して相手を汚して、一緒に汚濁にまみれるなんて絶対にいやだ。 SNSで見知らぬ他人にいちゃもんをつけ、心ない言葉を突き立てていく人には何かしら、抱える闇があるのだと思う。 気に入らない気に入らない それは他人ではなく自分自身に向けている刃なのだけ
あの人嫌い。と思い詰めて、ずっと考え込んでしまうと、最終的には「嫌いな人の事を考える時間がもったいない。やめたやめた」とばっさり終わらせることになる。 なんで嫌いなのか理由を考えてみよう…とも思ったけれど、好きな人のことを好きな理由を考える方が楽しそう。それに、もしかしたら、反対に人を嫌ってしまう理由の鏡にもなるかもしれない。 好きな友達とは、会った後に何も残らない。 ためになったわとか、元気をもらった!なんてことも思わない。 何話したっけ?とちょっと考えないと思い出せない
レスをつけられるのが何もかもいやなら、黙っていればいいんだけど。 SNSだと、レスポンスを付けてくる人と言うのはたいてい 的外れ。 自分語り。 他人のトピックに乗っかって別のことをしゃべりだす。 もちろんきちんとした、楽しい、知らなかった!そうなんだと嬉しくなるレスもあって、そのほうが多いから、SNSの楽しみでもあるのだけれど。 スマホが小さいから、検索するの面倒なのかな? 自分で調べなよって思うことも沢山ある。 そこに書いてあるよってことも、反射的にきいてくる。 教え
Twitterに書いたことにリプライが付く。 まあまあまとも、節度のある、返事のしようがある内容だと思ってリプ返しをすると、大抵さらに自分語りが始まる。こちらからはフォローしていない人に限って。 センチメンタルだったり、思い入れだったり、ウエットな内容。たまたま乗った電車やバスで、空間は存分にあるのに汗ばんだ他人の肌をべたりとつけられたような不快感。 自分のTLでおやりなさい。
糸井重里のスポーツの替わりに医療最前線を見せろ発言は「耄碌しちゃったのねおじいちゃん」と情けない気持ちになった。 あの辺の、ほぼ日まわり、なんとなくよしもとばななあたりまで繋がってそうなふんわりしたサークルは好きじゃない。 よしもとばななはちょっとした散文だけで「なんだこいつ」と思ったので一生彼女の小説は読まないと思う。なんだこいつと思ったのは、誰かの本の帯に「絶対読んで。なんとかだから。ほんとだから。うそじゃない」というような文を寄せていたから。練りもせず、愛もない、ただ自
半径2キロ以内に座って人と話しながらコーヒーを飲める場所がない場合、スタバに行くことはある。 それ以外にはいかない。コンビニでコーヒーを買うことはあっても、スターバックスで飲料を買おうとは思わない。 高い。 時間がかかる。 混んでいる。 というのが主な理由。 あまり大きな声では言えないけれど、美味しくないと思うのが最も大きな理由。 なぜ大声で言えないのかというと、わりと身近にスタバ出身者が何人もいたから。もしかしたらまだ他にもいるかもしれない。自分がもといたところを否定され
先日あるクライアントから久しぶりに連絡があり、年間仕事の打診を受けたものの、お断りをした。 私がフリーになって最初に仕事のオファーをくれたクライアント。 でも、その後さまざまな「大人の事情」や「忖度」で、決まっていた私を「今回は遠慮してほしい」と切った組織。 ショックを受けた。悔しかった。その時期空けていたスケジュールや、収入の算段が宙に浮いた。 それでも、捨てる神あれば拾う神ありで、その時空いたスケジュールにぴったりと別の依頼がはまって、しかもギャラは3倍だった。 あの後
パタハラという単語は今年になって耳にすることが何度かあり、いずれも産休取得後に異動を命じられて会社に不満を持つ男性の主張に関することだった。 休んでいる間も仕事は動いている。それをやり遂げている人が最優先になる。異動させられたのはみせしめ、というのは、もしかしたら少し事情が違うのではないかな、というのが私の最初の感想。 男性、女性に関わらず、産休後の復帰でもとの部署に戻り同じ役職もしくはすぐに昇格というのは、難しいのが現実。 私が働いていた部署では既婚者はほとんどが出産、
呉服屋の広告が炎上していると聞いて「どれどれ」と見に行き、内容以前にコピーのレベルの低さにあ然となりました。 https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/half-kimono ぱっと見て、意味が理解できなかった。これはコピーとして成立していない。 それはともかく、 「ハーフのこどもが欲しい」 そんなことを言うひとは周りにいなかったし、きいたこともなかったので、驚いた。 いわゆるハーフやクォーターの子は友人や知人にも少なくないし、
トランスジェンダーの女性がレズビアンバーのイベント入店を断られて差別ではないか、というニュースを見て、「うーん」とうなった。 私も、年に一度くらいゲイバーやゲイカラオケ、ゲイクラブに出かけることがある。必ず、ゲイの友人2人以上に同伴される形で。 好き好んで「連れて行って」と言ったことは一度もないし、「行きたい」と進んで思うこともない。そういった場所が楽しいかといえば、そうでもない。そこで友達になった子も何人かいるけれど、自分の場所ではなく、同伴者たちの顔(ママやオーナーと親
フリーランスは週に7日・24時間スタンバイ。いつでも連絡が取れる。 と思っている人は案外多いですね。クライアントだけれはなく、フリーランス同士でちょっとこれ教えてとか、そんな連絡もあったり。会社勤めのクライアントより、フリーの人のほうがその辺境界線曖昧かな。 土日や祝日、深夜の連絡でも急ぎではないなと判断したら、返事もしません。月曜日の8時過ぎくらいから一気に対応再開。それで困ったことも、仕事をとり損ねたこともないので、今後もそうするつもりです。 フリーランスで土日にこだ