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イギリスの教育アドバイザー、ケン・ロビンソン卿

今日、イギリス人の教育アドバイザーで有名なSir Ken Robinsonさんの訃報を知りました。以下、彼のご冥福をお祈りすると共に、今後も忘れたくない知識として記録しておきます。

彼は書籍も多数ありますが、日本ではTED Talk 「学校教育は創造性を殺してしまっている」 でご存知の方も多いかもしれません。

私が大好きだったのはこの動画。イラストがついていて、わかりやすくまとめられています。日本語はないのですが、英語が分かる方にはとてもおすすめです。

イギリスやアメリカのことを想定して話していますが、産業化時代の教育が今の時代にあって機能しなくなってきている様子や、なぜ教育が変わらないければいけないのかという理由は、今の日本にも当てはまると思います。

このビデオの中には、現代の教育に価値を見出せなくなっている生徒がADHDとされ、薬漬けにされることも問題点として挙げられています。アメリカで勤務したときに、薬を服用している生徒が多いことについては以前書きました。やっぱり、そうなんですよね。この事象(学校教育にそぐわない生徒を発達障害扱いすること)は日本でも見られるものだと思っています。

教育を通して想像力を鍛えることは、アメリカに比べて日本はもっと難しい面があるような気がしています。生徒だけでなく、教師にとっても難しいことであるかもしれません。

どうすればいいのかについては、また考えていきたいです。

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Kae Takaoka
Teachers of Japanではティーチャーアイデンティティ (教師観)の発見を通じて日本の先生方がもっと自分らしく教育活動に専念し本来は多様である「教師」の姿を日本国内外へ発進しています。日本の先生の声をもっと世界へ!サポートいただけたら嬉しいです。