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資格試験合否発表待ちの人の読書記録4

某国家資格合格発表待ちの暇人です。この3か月程度の暇な期間に何やってたか思い出すための記録noteです。
なんだか最近ネット依存が酷い。すぐにipad開いちゃうから読書も編み物も集中できてない。

https://note.com/kaerugama/n/n8766e0c69266



名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 中野 京子 (著) 2008/8/12

序章で、面白そう、と思ったんだけど、最後まで読めなかった。私はそもそもハプスブルク家とは、と言うところからよくわかっておらず、前提知識が無い中で固有名詞の連続の本を読み進めることはできなかった。敗北。
彼女の本は割と名画を分かりやすく解説してくれている、という印象を持っていたんだけど、この本は無理だった。


アガサ・クリスティー探偵名作集 アガサ クリスティー (著), 安藤 由紀 (イラスト), 各務 三郎 (翻訳)1991/5/1

収録されていたのは、メンハーラ王の呪い、首飾り盗難事件、チョコレートの箱の短編3本。
文豪の名著と言われるものをほとんど読んでいないことに気が付いたので、読んでみるか、と思って借りた。児童書コーナーにあったものの全集?的なものの1巻を選んだものの、ポワロシリーズの最初じゃなかった模様。
注釈が煩わしかったけど、クラシカルな推理小説の雰囲気が分かって良かった。読む本に困ったら、今度はクリスティーの大人向けで探そう。
書影はAmazonリンクで…と思ったけど本が古すぎるのか画像が無い。けんさくしたら、小太りの髭のおじさんというイメージのポワロが、なんだかイケメンの青年になって表紙を飾っているものが散見された(と思ったら、出所は一つだったけど)。

リカちゃんのサイコのお部屋 香山 リカ (著) 1991/11/1

狂気と正気は紙一重。精神的なお悩み相談コーナーを書籍化したものなんだろうか。著者は新聞でコラムを書いているのを見かけた気がするから読んでみた。もう、30年前の話なので、バブル期?の雰囲気を感じつつ、相談者が後になるほど、なんだか相談内容がぶっ飛んできて、面白かった。そして、そこまで?まじめに答えてない風の回答もいいのか?これで、と思いながら楽しめた。
連載してた雑誌はSPA!というの雑誌らしいんだけど、相談者の雰囲気からなんかムーみたいな、オカルト系かと思ったら、サラリーマン向けの情報誌なの?

マンガ皇妃エリザベート 名香 智子 (著), デ・カール・ジャン (原著) 2001/1/1

ベルサイユのばら風のタッチだったので上記中野京子に挫折して悔しかったので借りてみた。あと、全然ファンでもなければ行ったこともないけど、宝塚の演目になってたよな、って印象で。
途中で誰が誰だか分からなくなりかけたものの、漫画パートは読み終えた。
最後あっさり?エリーザベト殺されちゃったんだけど…
うん。この時代のお姫様も大変だね

火狩りの王 日向 理恵子 (著) 2022/11/22

おお、十二国記の絵をかいてる山田章博の絵の表紙だ!と本屋で目を付けていたら、近所の小さな図書室にもあって喜んで借りた。
なんと、挿絵も用意されていてうれしかった。
ただ、そうね、やっぱり、十二国記後半になっていくのと同じ傾向で、引きで、動きがあるように見せかける絵が多くて、あと、なんだか人体や犬のバランスがおかしいところがあったのでそこがちょっと不満。あ、私は絵は描かないし詳しくないです。素人感覚です。でも、ファンタジーを山田氏の挿絵で読むことができて幸せでした。

文庫本で4冊のボリューム。2日くらいで読んだ。
久々に楽しいと思えるファンタジーだと前半2冊は思ったものの、後半が長すぎてちょっと疲れて、読むのが雑になり、セリフメインで読んでしまった。
ネーミングがすごく良かった。ここまで名前に縛りがある中でかっこいい名前がぽんぽん出てくる。文鳥にぶんちゃんと名付けるようなネーミングセンス皆無の私からすると羨ましい。

あ、外伝があるね。アニメもあるね。
アニメは絵の雰囲気がだいぶ変わってるなあ…。




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