資格試験合否発表待ちの人の読書記録5
某国家資格合格発表待ちの暇人です。この3か月程度の暇な期間に何やってたか思い出すための記録noteです。
前回からあまり本を読めてなかった。天気が良くなくて図書館へ行けなかったからか、読書以外のイベントが色々あったからか。借りた本に魅力を感じなかったからか。
ところで、私読書は好きだけど読書感想文は苦手。
書いてみると大体が、「思った」、とか、「感じた」が大体語尾に来て辟易する。さらに、基本的に「読んで良かった」、とか、「残念だった」、「面白かった」、「面白くなかった」、くらいの感想しか出てこない。
ハワイ幽霊城の謎 はやみね かおる (著) 2006/9/22
このシリーズは小学生時代にはまっていた。
なのでご無沙汰だったのだけど私の中で未完だったのでこの機会の読んでみた。
一か所覚えているぞ、ってエピソードがあったので読んでいたのかもしれない。
一部、ここは漢字でもいいでしょうというところが、ひらがなになっていたりして違和感を持った。
探偵そっくりな人が江戸時代でも活躍という話と並行して進んでいった。
悲しいかな、30代の大人になってしまい、もっと作りこまれた話や、刺激の強い話に慣れてしまい、特に面白いとも思わなくなってしまったけど、後一冊で完結らしいので読んでおこう。
2006年発売ってもう20年も前…?!
以下野暮な突っ込み
古い時代に祖先的なそっくりな人が…という話は、割とよくある。この本じゃ無いけどタイムトラベルしたら主人公そっくりな人がいて祖先だったとか。でも私はそこに突っ込みたい。
仮にそういうそっくり祖先キャラクターを同性に縛るなら親世代は1人、祖父母世代は2人、その人世代は4人…とその役回りをできる可能性がある人は昔になるほど増えて行く。一方で、親ですら主人公とは結構違うのに、それ以上に遡ってしまうと、尚更全くの別人だと思うのだが…
ま、面白いなら良いよね
無理 奥田 英朗 (著) 2009/9/29
分厚くて、陰鬱な表紙なので、借りたはいいものの中々開けなかった。
読んでみて、やっぱり嫌な気分が残った。
登場人物5人くらいの視点で話が進むのだけど、みんな幸せではなさそうね。私は今、無職ではあるものの、夫の稼ぎと自分の蓄えで割とお金に不自由なく自由に過ごせているのだけど、これを読んで、こんな苦しい生活に堕ちることもあるかもしれないと、ちょっと怖くなった。
ここまで酷い地方都市あるんだろうか。誇張じゃないの?と疑うほど未来が無い雰囲気で描かれている。
話が動き始めるころには分厚い本の半分終わってるし、最後は無理やり全員同じところに集めたって感じがしてそこが残念だった。こういう、最初は全く関係なさそうな複数人の視点を書き分けてるのって、何か必然性があって書くと思うのだけど、それがほとんど感じられなかった。たまたま事故現場に居合わせただけ?それだとちょっと弱いと思うのだけど。
結末に不満はあったし、内容も嫌な気分にさせられたけど、読み始めたら先が気になって一気に読めました。
身近な環境・生活のホントがよくわかる本 浦野紘平 (著), 浦野真弥 (著)2021/4/6
暇になったアラサー女性は環境問題に関心を持ちがち。あと、健康問題。
ネットで色々情報収集しても、信ぴょう性などに問題あるし、情報が集約されているわけではないので書籍でも読むかと思っていたら、ちょうど図書館で特集組まれてて目立つところに置いてあったので借りてきた。
借りてみて気が付いたけど、「環境・生活」であって環境問題ではなかった。トリビア的なものがたくさん羅列してある。
引用も付いていて、さすが、と思ったもののよく見てみると、ほぼ全てネット記事が引用元。好意的に解釈するなら、だれでも手軽に見れるようにという配慮なのかもしれない。けれど、本文を参照しながら引用元を確認したところ、本当にこれが引用元でいいのかと疑問は残る。
例えば、「人によって臭いを感じる力が1万倍~100万倍以上も違う」
というトピック。引用はこちらだったのだけど、私には根拠の数字に対応するページを見つけることができなかった。というか、このWEBサイトも何らかの文献を引用しており、引用するならその元まで辿るべきでは無いか。
さらに気になったのが、文章およびタイトル。なんだか内容と一致していなかったり、表の横にいるキャラクターの吹き出しは表と関係ないことを言っていたりと、文章に論理性がなかったり(自分のことは棚上げ🥴)内容について真摯に伝えようとしているのだろうかと不安になった。
例えば、p108 「スマホ中毒の人が増えている?!」
とタイトルにあるが、「増えている」という事象の説明は一切なかった。また、「スマホから得られるインターネット情報の8割から9割が嘘であるとさえ言われています」と書いてあり、マジか、と思ったものの、引用元はこんなブログだった。
もうこれ以上書くのはやめるが、予想以上に、いろんな意味で、面白い本であった。
横国大の名誉教授大丈夫なのか…。実際はご本人は書いてないのかな。名前だけ貸してるのかな。
書籍だからと言って信頼できるわけでもないし、筆者にステータスがあってもこんな内容になってしまうこともあるのかということを思い知った。
「米粉」の焼き菓子レシピ: 小麦粉いらずの新食感 石橋 かおり (著) 2009/2/20
卵をたくさん頂いたのでお菓子でも作るか、と思って借りた本。
レシピなんてネットで調べればいくらでも出てくるけど、たくさんあるレシピから選ぶのが大変なので書籍で。
別にグルテンフリーに大きなこだわりはないけど、米粉で作れるなら、それに越したことはない、と思って。
パンケーキでも焼こうかな。
大人のクッキーと焼き菓子 石橋かおり (著) 2022/9/24
たまたま何も考えずに一緒に借りた本の近くから取ったら同じ著者だった。
この本のレシピでクッキー焼いた。用意を始めてから、卵黄しか使わないことに気が付いて焦ったけど、残った卵白はメレンゲにすると良いと書いてあったのでメレンゲも作った。クッキーは焦がした。メレンゲは固くできた。
私にお菓子作りは向いてない。
副題「白砂糖を使わず体に良い食材を加えた48のレシピ」。でも久々にお菓子を作ってみて思うのが、白砂糖じゃなくても砂糖めちゃくちゃ使うし、バターも大量に使うしで、ちょっと気持ち的に穏やかではなかった。市販のお菓子はもっとひどいのかもしれないけど。
作ってみたけど、バターや卵をあまり使わない、なかしましほさんのレシピが良いなと思ったけど、まあ、今回の目的は卵を使って、なのでやむを得ないんだけど。