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急に思い出したトラウマ。もう大丈夫だと天秤座満月が教えてくれた。

小さい頃から、
どんな人になりたいか、
どんな仕事につきたいか、

夢も希望もあまりなかった。
漠然としていた。

ただ、一つ思い出したこと。
クリエイターに憧れていたんだ。

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高校を卒業して入社した会社は
印刷会社だった。
募集要項に書かれていた、
編集という
言葉に惹かれてその会社に決めた。

組版専用機を使って仕事をしていた。
Windowsが発売になって、
会社に大きなパソコンが届いて、
30万以上したって聞いて驚いた記憶がある。

既にMacは主流になっていて、
使いこなしている先輩がカッコよく見えた

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初めて使わせてもらったときに、
上書きと名前をつけて保存の違いを
知らなくて、
いくつも同じファイルを作っていた気がする(笑)

最初は全く文字入力ができなかったので、
A、Z、A、Zとひたすら文字入力の練習だった。

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今思うとありがたい待遇だったなと思う。
あの練習の時間もお給料がもらえていたし、
専門技術はなくとも、
ブラインドタッチが出来たことは、
その後の事務の仕事でも大いに役立った。

入力が出来るようになって、
編集デビューとなった。

社内報を入力したり、
自伝の入力をしたり、
締め切りに追われながらも
日々楽しんだ。

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ある日、校正担当の人が長期のお休みに
入るということで、
私が代わりに校正担当になった。

上司が少し変わっている&
気分屋&厳しい人で、
まだ若かった私もちょっと
調子にのっている所もあって、
折り合いがあまりよくなかった。

ぼんやりと覚えているのは、
その上司に、

編集の才能がないと言われて、
校正の担当者が復帰するまでは、
仮で事務と校正の経験を積むように
言われた。
その日から私はパソコンに触れなくなった

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電話に出たり、校正したり、
お客さん先に行ったり、

それも大切な仕事で、
初めての経験で、
私には必要なことだったと思う。

ただ、上司に才能がないと言われたとで、
クリエイティブな感覚に
自信が持てなくなった。

自分の感覚は、
私だけのもので、
仕事にするとか、
他に人の目に触れるものには
生かせない、見せるのは恥ずかしい
そんな気持ちになった。

写真を撮るのはずっと苦手だった。
それを人に見せる事は
ずっとしていなかった。

才能がない。
センスがない。

その言葉は、私を貫いた。
長い間動くことができなかった。

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ずっと忘れていたけど、
急に思い出したエピソード。

だから今、noteに写真を投稿したり、
フォトギャラリーで使ってもらえたり
そういったことに、
すごい幸せを感じるんだと思う。

ずっとしたかったけど、
どう思われるのか不安で仕方なかった。

自分で良いと思っている感覚を
否定されるのが怖かった。

今は、考え方も変わってきて、
自分が良いと思っているなら
それでいいんだって
思えるようになってきた。

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そうはいっても、
審査で落ち続けたりすると、
やっぱりダメなのかと
落ち込んだりはするけど

落ち込むだけじゃなくて、
どうやったら、良くなるのか?
情報を探したり、
試してみたり、
少しでも進めるようになってきた。

これからも、
自分の感覚を信じていこうと思う。

だって、今、毎日、
ずっとやりたかったことを
やってるんだもん。
楽しまなきゃもったいない。


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kaede.n5557
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