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【ブックガイド】「声に出して読みたい一節」7選

「あ、このリズム、好きだな」
小説を読んでいて、そんな一節に出会ったことはありますか?

本記事では、「カドブン」note出張所で「試し読み」を公開した作品の中から、思わず声に出して読みたくなるような一節を7つご紹介!

小気味良いセリフ回し。
何気ないワンシーンの描写。
物語の始まりを予感させる一文。

気になる一節を見つけたら、ぜひ「試し読み」もご覧ください。
心地よいリズムに誘われ、物語の世界へどっぷり――そんな読書時間を楽しんでいただけたら幸いです。


「声に出して読みたい一節」7選

📣 青崎有吾『地雷グリコ』(KADOKAWA単行本)

誰が呼んだか《愚煙試合》。
私たちも先輩たちも、そんな馬鹿の一員だった。

――青崎有吾『地雷グリコ』より

✅ 試し読み

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📣 河野裕『彗星を追うヴァンパイア』(KADOKAWA単行本)

この世界には未知がある。
けれど人類は、その未知を既知とするすべを知っている。

――河野裕『彗星を追うヴァンパイア』より

✅ 試し読み

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📣 柴田勝家『カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚』(角川ホラー文庫)

「御参集なる皆々様へ、よい語ります標目は、題して“大正ゾンビたん”」

――柴田勝家『カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚』より

✅ 試し読み

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📣 関かおる『みずもかえでも』(KADOKAWA単行本)

青い空に、汗がはじけて、風が吹く。
写真には、後も先もなく、今だけがある。

――関かおる『みずもかえでも』より

✅ 試し読み

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📣 蝉谷めぐ実『おんなの女房』(角川文庫)

役者ってのはとんでもない生業だと、つくづく志乃は思うのだ。

――蝉谷めぐ実『おんなの女房』より

✅ 試し読み

✅ 作品詳細


📣 森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』(原案・上田誠)(角川文庫)

京都の夏、我が四畳半はタクラマカン砂漠のごとき炎熱地獄と化す。

――森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』(原案・上田誠)より

✅ 試し読み

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📣 吉田修一『罪名、一万年愛す』(KADOKAWA単行本)

……こんな状況で、殺人事件が起こらないなんてことがありますか?

――吉田修一『罪名、一万年愛す』より

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