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パイナップルクリームのブッセ

サリュー!ケイチェルおじだよ。

一昨日買った台湾パイナップルが酸っぱかったので、残り半分でお菓子にすることにしました。お菓子のネタも尽きたように見えて、作ったことないものがまだまだあるもんだ。ふと「ブッセ」というアイデアが閃いた。

今までマカロンとダックワーズは作ったことあるから、ブッセはその延長線上にあるものと常に認識はしてたんだ。そのせいか新たにチャレンジする未知のものという意識が薄れて、すでに作った気にまでなってた。

そういや一度も作ったことなかったわって思い出して、パイナップルのバタークリームをサンドしたら美味しいんじゃないかと閃いた次第。

ちなみにブッセって由来がよく分からないお菓子だよね。フランス語のブーシェ(bouchée)または「アミューズ・ブーシュ」から来てる説が有力だけど、フランスにはこういうお菓子は存在しないらしい。「お菓子のホームラン王」でお馴染み、亀屋万年堂のナボナは、万年堂の創業者が「洋風どらやき」として自ら発明したらしいので、これがブッセの起源なのかなあ。そうすると誰がブッセって言い始めたのかが気になる。

日本の洋菓子のなかでは最も親しまれてる部類なのに、その素性がよく分からないってのも不思議だな。その辺のスーパーで安いのを買っても美味しいし、わざわざ作るまでもないお菓子な気がするけど、まあ作ってみれば何か発見があるかもしれない。

レシピはこちらの2つを参考にしました。

材料です。

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<パイナップルクリームのブッセ:スカッド>
・ビスキュイ
卵白:65g
グラニュー糖:45g
卵黄:30g
薄力粉:42g
アーモンドプードル:10g
溶かしバター:6g
・パイナップルバタークリーム
パイナップル:85g
グラニュー糖:28g
ホワイトチョコレート:20g
無塩バター:50g

昨日のクイズ、「ブッセ(ナボナ)にパインクリーム的なものを挟むんかな!」とお答えのユイじょりさんが完璧なお答えで見事正解、優勝でーす🏅

まずはパイナップルバタークリームを作ります。パイナップルをフープロでガーして、グラニュー糖と一緒に煮詰めます。

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半分くらいまで煮詰まったら火を止めてホワイトチョコを投入。

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溶けたら器に移して粗熱を取り、ピタラップして冷蔵庫で冷まします。

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続いてビスキュイを作ります。卵白をギュイーンしてメレンゲを作ります。グラニューを3回に分けて入れながら。ボールをひっくり返しても落ちてこないくらいしっかりしたメレンゲにします。

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卵黄を混ぜます。

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ふるった粉類を再度ふるって入れます。

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底から掬い上げるように優しく混ぜ、最後に溶かしバターを加えます。

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混ぜたら絞り袋へ。

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クッキングシートに直径5センチくらいに絞り出します。

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粉糖を2回回しかけます。これはダックワーズと同じだね。

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180度で12分焼きました。

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めっちゃいい感じのフワフワブッセになってる!

第2陣は生地がかなりダレた。

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やっぱりフレンチメレンゲだから時間が経つと離水しやすいんだろうね。

バタークリームを仕上げます。常温に戻してクリーム状にしたバターに、冷やしたパイナップルチョコペーストを加えます。

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ミキサーでギュイーン。

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できあがり。

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クリームをサンドします。

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全部で6個できました。

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すんごいフワフワ。完全に売ってるやつ。家庭でここまで作れるんや!って、ちょっと感動するね。

酸っぱかった台湾パイナップルだけど、逆にそれが良かったみたいに酸味の存在感がある。バター+ホワイトチョコ+パイナップルは相性いいみたいだ。フープロで粗めにガーしたのも、果肉感が少し感じられて良かったな。

これならブッセがお嫌いだという徳島のあべみょんさんも食べられるんじゃないかな。てか、ブッセ嫌いな人がいるなんて信じられない(笑)

おわり。

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