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鶏胸肉とキノコのソテー・白ワインソース 【レイチェルレシピ】

ボンソワール!ケイチェルおじだよ。

昨日作って食べた料理なんだけど、おいたんの料理に対する考え方を変えたレベルで美味しかったので早速紹介しよう。

無理難題レシピだなんだと言いながらも最近ハマってしまってる『レイチェルのパリの小さなキッチン』から、こちらのお料理。

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鶏ときのこの白ワインソース

材料としてエストラゴン(タラゴン)が唯一手に入りにくいけど「パセリでもオッケー」って書いてあるし、それ以外は簡単に手に入るものばかり。基本は鶏胸肉とマッシュルームを炒めてそれにソースをかけるだけで、作り方もそれほど難しそうじゃない。

写真だけ見たところ、目新しさも感じないし、そこそこの味だろうけど取り立てて美味しいモノでもなさそう…って思ってたんだよね。だけど、前日にはチキンロースト作って、昨日はお昼にマカロン作りまでしたから、夜はテキトー料理でいっか、って思って作ったわけよ。

ちょっとだけ気になってたのが「白ワインソース」ってやつ。こういうベシャメルっぽいのはグラタンとかあるいはフリカッセのルーとか、そういうものでしか食べたことなくて、ソテーのソースとして食べたことなかったな。

「フランス料理はソースに始まりソースに終わる」と聞くし、大きなフレンチレストランの厨房ではソーシエといってソースを作る専門のポジションまであって、しかも厨房のなかで1番の花形なんだよね。

我々日本人とはある意味で正反対の考え方かもしれない。日本人は素材とその調理法こそ料理の味を決めるもので、特に家庭では醤油やソースは市販のものをそのまま使うってことがほとんどだと思う。

いや、そういえばnoteには中濃ソースを手作りされてる方がいたな…

フォローさせて頂いてるasさん。レトルトのゴーゴーカレーを食べるために中濃ソースを手作りされるというのが最高にクレイジー。asさんは「え?そこ手作りする!?」というサプライズもさながら、プロが撮ったような綺麗な写真にも毎回驚かされております。どうやったらあんな綺麗な写真が撮れるんだろ?まずは中濃ソース手作りするくらいにならないとダメなのかな。。。

さすがに中濃ソース作る手間には足元にも及ばないけど、今回の料理は素材はありふれた安物、調理はバターで炒めるだけ、味を決めるのはソースっていう、フレンチっぽさが分かりやすい料理と言えそう。(もちろんプロの方は鶏のソテー1つ取っても素材にも調理法にもめちゃ拘ってるでしょうけど…)

レイチェルの本にも「この昔ながらの料理は失敗知らずで、白ワインソースは覚えておくと重宝します」と書いてあって、どうも最も基本的なソースの一種のようだ。おいたんは以前「なんちゃってベアルネーズソース」は作ったことあるけど、ソースの基本なんて全然知らないからここでマスターしておこう。

では材料でーす。

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前日からぴちっとシートしておいた鶏胸肉は332g全部使います。2食分の予定だったけど、美味しすぎて1食でも足りないくらいだった。なので1人分のレシピと思ってくれていいです(レイチェル本の2/3量くらいで作ってますが、厳密に計量とかはしてません。だいたいの目分量です)

材料を切るとこんな感じ。鶏ムネはテキトーな大きさに。下味は何も付けないみたい。ていうか、ソテーには最後まで塩コショウすらしない。てっきり「もしかしてレイチェル間違ってない?塩コショウもしないの?」って思って、下味で塩コショウふるか迷いが生じたけど、レイチェルを信じることにして本に書いてある通りにやってみよう。

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チキンブイヨンはお湯で溶いて300ml用意しときます。スティックタイプの顆粒の1本分だね。

まずはソース作りから。鍋に中火でバター20gを溶かし、薄力粉大さじ2を炒めます。

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↑このスプーン2杯くらい。

「こんがり色付けばオッケー」とのこと。これくらいかな。

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火を止めて、チキンブイヨンをまず200cc入れます。残り100ccはもしソースが煮詰まりすぎたときに足す用にとっておきましょう。

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再び中火に点火して、沸騰してから10分、混ぜながら煮詰めます。

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7〜8分するとかなりトロみが出てくるので、焦げないように混ぜ続けよう。「もしもったりしすぎたらブイヨンを足して」とのこと。ここではまだ大丈夫でした。

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10分したら再び火を止め、白ワイン100cc(目分量だけど)を入れます。

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また中火に点火してさらに10分煮詰めます。

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途中もったりしすぎたのでブイヨンを何回か足しました。結局80ccくらい追加したかな。

火を止めて、生クリーム大さじ2、レモン汁小さじ1を入れて混ぜ合わせ、塩で味を整えます。塩はひとつまみくらいで充分でした。

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↑レモン汁は材料の写真で出し忘れてた。

以上でソースは完成。

次にソテーですが、ソース後半と同時並行で作っていきます。ちょうどソースに白ワインを入れたあたりで中火のフライパンでバターを溶かし、鶏胸肉を炒めます。

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ただ、こちらのフライパンはほぼ放置で神経はソースのフライパンに集中でいいと思う。5分くらいで全体に軽く焼き色がつくくらいになったらマッシュルーム投入。

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さらに5分、ときどき混ぜながら炒めます。と言ってもこの間はソースのフライパンにブイヨン足したりしながら焦げないように混ぜ続けないといけないので、ソテーはときどきフライパンをあおる程度。

マッシュルーム投入後5分で肉にも程よく焦げ色がつくくらいになるので、お皿に盛り付け、完成したソースをかけて、刻んだイタパセを散らしてできあがり。

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レイチェルが「ご飯かパスタを添えてどうぞ」って言ってるので、本の写真と同じご飯にしました。ついでに少し余ってたルッコラも添えてワンプレートに。

ここでもまだ半信半疑。鶏ムネとマッシュルームを、何も味付けせずにバターで炒めただけで、それにソースかけたってねえ。まずはお肉とマッシュルームを食べてみます。

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え!?嘘でしょ?めっちゃ美味いわ。これがあの安鶏ムネ肉を炒めただけのもの!?信じられない!

そしてこのソース、ご飯にとっても合うよ〜

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330gの鶏胸肉が100gくらいに感じたわ。あっというまに食べてしまった…

noteご近所さんのぽなちゃんとユイじょりさんが「チキンテンダー」なる胸肉のフライを作ってて、最強の鶏胸肉料理と言われてるのでおいたんも近いうち作ってみようと思うんだけど、この白ワインソースのソテーも最強ムネ肉料理にエントリーさせたい。

ぜひみんなも作ってみてね。

おわり。

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