カムジャタンをおうちで食べたい!
アンニョン!ケイチェルおじだよ。
今日はおいたんが韓国料理のなかでタクトリタンと並ぶくらい1番好きな料理、カムジャタンを作ってみたよ。
韓国料理屋で食べるカムジャタン大好きなんだけど、さすがに家で作るのは絶対ムリそうって思ってたんだよね。
ところがYouTubeを観てたら、日本で手に入る食材で家でも作れるというカムジャタンの動画がいくつかあって、なんか作れそうな気がしてきた。いろんな作り方を見て、とりあえずおいたん流で作ってみることにしました。
まず肉は、本当は豚の背骨周りの肉を使うんだけど、スーパーで手に入るスペアリブを一晩塩漬けして使います。
なんで日本のスーパーにはこれしか売ってないのかねえ。せめて沖縄のソーキみたいな軟骨付きの豪快なアバラ肉を売って欲しいよ。
塩漬けしたスペアリブを1時間水につけて塩抜きします。肉は塩漬けしなくてもいいらしいけど、血抜きは1時間くらいやった方がいいみたい。
水を入れ替えて、10分くらい下茹でして茹でこぼします。
茹でこぼしたら流水で肉を洗います。
ま、ここまではおいたんのnoteで何度か出てきてる塩豚の扱い方だな。
再び鍋に戻して茹でていきます。水の量は鍋に合わせて。ネギの青いとこと、生姜のスライス2枚、ニンニク2かけ、酒を適量入れました。
圧力鍋は20分にセット。本当は1〜2時間煮込むらしい。
ここで合わせ調味料(ヤンニョム)を作ろう。一味唐辛子、コチュジャン、しょうゆ、酒をそれぞれ大さじ1ずつ、砂糖小さじ2、おろしニンニクと生姜を小さじ1ずつ、黒胡椒。今回は香川本鷹の唐辛子2本と余ってたベトナムのサテを少し入れました。
乾燥エビや韓国の魚醤を入れるレシピもあったので、サテなら代用きくだろうということで。ま、なくても全然大丈夫です。
↑右が合わせ調味料。本当はエゴマのパウダーが入らないとカムジャタンとは呼べないくらいらしいんだけど、もちろんないのでエゴマの葉をできるだけたくさん入れます。洗ってペーパーで水気を切って、半分に切っておきます。
圧力鍋のピンが下りたら、ザルでスープを鍋に濾します。
なかなかいいスープができたね。
ここに合わせ調味料を入れます。
味見してみたらやや薄いけど、すでに美味しそうなスープができてる。調味は最後にします。
まずは肉とジャガイモを入れて15分ほど煮ます。ジャガイモはキタアカリを使いました。
次に玉ねぎと長ネギを入れて5分ほど煮ます。まあこの辺の煮え加減はお好みで。
本当はウゴジっていう白菜の外葉を乾燥させたやつや、シレギっていう大根の葉を乾燥させたやつを水で戻して細く割いたものにヤンニョムを混ぜ込んだものを入れるらしいんだけど、まあないわな。白菜の葉2枚くらいを一晩塩漬けして、それを茹でこぼして細く割いたものでもいいらしいんだけど、前日白菜買うの忘れてた。なので今回は省略。それらを省略してるレシピもあったしね。
キムチで代用すればいいんじゃね?って思われるかもしれないけど、韓国の人が口を揃えて言ってるのは、カムジャタンにはキムチは入れない方がいいらしい。これはおいたんも今日作って食べた結論として、完全にそう思う。
煮えたら火を止め、味噌で味を整えます。
本当はテンジャンっていう韓国味噌を使うんだけど、日本の味噌の方が美味しいって言って使ってる韓国の人もいたので、日本の味噌でもいいと思う。大さじ1も入れれば充分だったけどね。
調味が終わったらエゴマの葉を入れます。
エゴマの葉は生のままでもいいけど、おいたんは一煮立ちさせて少し柔らかくしたのが好きだな。
というわけで、一煮立ちさせてできあがり。
今日はジャガイモ2個使ってるので、ご飯じゃなくてチャミスルに合わせよう。チャミスル飲むのも久しぶり。
お肉の煮え加減もちょうどいい。崩れることもなく、噛むと骨からすっと取れる柔らかさ。
いやいや、めちゃくちゃ美味しくできたわ。スープが最高にうまい。香川本鷹と一味唐辛子とサテを入れたから韓国料理屋さんみたいな辛さが再現できてると思う。辛いの苦手な人は唐辛子を減らして作るといいと思うよ。
強いて言えば、ジャガイモが少し柔らかくなりすぎたかな。キタアカリだと甘くてネチっとしてるから、男爵の方がいいかもしれない。ま、その辺は好みだな。あとは、やはりスーパーのスペアリブだとどうしてもお店の背骨肉には敵わないってとこかな。
本当はスープを残して、明日袋ラーメンにでもしようと思ってたんだけど、
我慢できず全部飲んでしまった。つーかこれ、4人分くらいの大鍋で作っても一人で完食してたな。
韓国料理好きな人にはぜひ一度おうちカムジャタンを試して欲しいね。
おわり。