鶏手羽元のオランジーナソース
ボンソワー!ケイチェルおじだよ。
土曜日にラケルオムライス作ったら、「フランスの府中」ことパリでさっそくラケルご飯作ってる方がいた(笑)
即日行動に移す実行力もさながら、Otto氏にラケルのグランドメニュー見せて「何食べたい?」って注文取るスタイルが画期的すぎる。おいたんもこれからファミレスのメニュー見てご飯決めようかな。
ラケルのHPによると、RAKERUの店名は「神話(実際には旧約聖書)に登場する美しい女性」に由来し、英語だとRachelになりますとのこと。
レイチェル?と来ればレイチェル・クー。レイチェルレシピで「おじさまOLご飯(byチョコチップクッキーさん)」の週末を締め括るしかないでしょ!
レイチェルの『パリの小さなキッチン』のなかで前から気になってたメニューがこちら。
鴨のオランジーナソース。フランスを代表する炭酸飲料オランジーナを使った料理らしい。
なんでもジャン=フランソワ・ピエージュっていう有名シェフが、奥さんに「鴨のオレンジソース」をリクエストされたけど、近くの店には炭酸入りのオランジーナしかなく、それでソースを作ったというエピソードからレイチェルなりに再現したものらしい。
さすがに鴨のもも肉を手に入れるのは無理難題なので、今回は鶏の手羽元で作ってみよう。炭酸飲料でお肉を煮るのは手羽元のコーラ煮なんかがポピュラーだもんね。確かnoteご近所でもコーラ煮を作ってる方がいたな。
改めて見たらチョコチップさんは牛肉をコーラ煮してたのか。なんて贅沢な…
おいたんも今回上手くいったら鴨肉や牛肉でもオランジーナソースを試してみようかな。まずは安い手羽元で実験だ。
というわけで、昨日の朝。鶏手羽元をマリネします。
レイチェルレシピだとこの段階では擦りおろしたオレンジの皮とオレンジ果汁を使ってマリネするんだけど、前日にスーパーにオレンジがなかったのでオランジーナでマリネします。炭酸飲料でマリネすると肉はものの10分で柔らかくなるらしい。とりあえず朝から10時間くらいマリネしてみます。オランジーナ、オリーブオイル、白ワインビネガーを各大さじ1、クミンパウダーと塩を適量です。
10時間後、マリネ液ごと天板に並べます。
170度のオーブンで、途中肉を裏返しながら1時間焼きます。
肉が焼き上がる15分前からソース作りを開始します。
↑スーパーに甘夏が売ってたので買ってきました。
鍋にオランジーナとコアントローを大さじ2ずつ、バルサミコ酢(本当は赤ワインビネガー)を小さじ1入れて、半分くらいになるまで煮詰めます。
煮詰めたら甘夏(本当はオレンジ)の果肉を入れ、5分ほど煮ます。
オーブンから出した熱々の手羽元に、温かいソースをかけて召し上がれ(脳内レイチェル日本語版吹き替え)
ラケルご飯で余ったクレソン添えてみた。前日のラケルパンは、チーズ乗せてリベイクしてみたよ。サラダも昨日の残り。
手羽元は外側パリパリ、中は柔らかーく焼けてかなり美味しい。ソースはほんのり鶏に味がつく程度で、オランジーナっぽい味というよりほんの少し柑橘系の甘みを感じるくらい。
まあ日本では貴重な鴨肉をこのソースで調理するか?って言われれば微妙だけど、安い手羽元の食べ方としてはとてもいいんじゃないでしょうか。手羽元をオーブンでじっくり焼くと美味しいということも分かったので、ぜひお試しあれ。
おわり。