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動画編集ど素人の広報がYouTube登録者数2600人を達成するまでの歩み ── 広報・今村ゆり

こんにちは、広報のゆりにこ(今村ゆり)です。

みなさまの温かい応援のおかげで、先日、代表・北原孝彦のメインチャンネルが、登録者数15万人を突破しました。


・・・と、その裏で、ひそかに動いているチャンネルがあります。

それが、弊社の広報チャンネル「ラボラトスってなんだチャンネルby広報ゆりこ」です(2024年3月から本格始動)!

「企業広報」というジャンルで、

  • 51本の長尺動画をアップ(うち1万再生超を5本)

  • チャンネル登録者数2,670人

  • 集客/求人 の獲得

という実績を出しているチャンネルです。


ゆるやかにコツコツと!


再生回数もぐんぐん!

そしてこのチャンネルは、すべてを社内で内製化・・・というより、企画・撮影・編集まですべてを、「ゆりにこ(広報)」がひとりでやっているのです!

ということで、チャンネル登録者数2,600人超のお礼に、これまでの歩みを振り返るnoteを作成しました。

本当は取材してもらいたのですが、あいにく「ひとり広報」のため、取材をしてくれる人も記事を執筆してくれる人もおりません><

よって、今回は、インタビュアー&インタビュイー&ライター&編集「ゆりにこ」のワンオペ体制にてお届けします。

  • YouTubeに挑戦中の発信者さん

  • SNSやYouTubeに力を入れていきたい広報さん

ぜひ、最後までご覧ください。


プロフィール:ゆりにこって?

ゆりにこ(今村ゆり)

ラボラトス株式会社・広報。元社会福祉士、2018年5月に副業(アフィリエイト)を開始し、2019年5月に独立。同年9月には300人規模のリアルイベントを主催。発信力・集客力を強みに、2022年2月に「株式会社 北原孝彦」(現:ラボラトス株式会社)に就職。LP制作代行サービス「ForCUSpage」を立ち上げ、1年で300件のLPを受注し、年商3,000万規模に拡大させる。2024年からはより広報活動に注力し、SNS・YouTube・noteなどの発信に力を入れている。福井県出身。


YouTubeの始まりは、代表・北原孝彦からのひょんなひとことから。


── YouTubeで広報活動を始めるきっかけは何でしたか?

実はひょんなことがきっかけだったんです。

代表の北原さんや、マネージャー・山田さんと大阪に出張にいったときのこと。タクシー乗り場の列に並びながら何気ないお話しをしていただきに、北原さんが「YouTubeやってみたら?」といってくれました。

わたしはとりあえずなんでもやってみたい性格なので、ホテルに到着するとすぐにiPhoneで撮影をはじめてみました。

(北原さんの中にはずっと構想はあったのだと思いますが)本当にひょんなタイミングときっかけで始めることになりました。


── チャンネルの目的やコンセプトはどのように決めましたか?

「広報にしか撮れないラボラトス」を(勝手に)コンセプトにしました。

当時、北原孝彦のメインチャンネルがやや過激でしたので、そこを中和できるような、”よりリアルに近いもの”が伝わるコンテンツを作りたいと思っていました。普段、北原さんが怒ったりすることは全くないので・・・(笑)。

ただ、ちょうど「北原孝彦のサブチャンネル」の構想があがっていたので、ゆくゆく棲み分けが必要になると感じていました。

ですので、あくまで「ラボラトス株式会社(当時 株式会社北原孝彦)」の広報チャンネルとして、「会社」「社員」「商品」にスポットが当たるものにしていこうと考えました。


「身内に拡散」はNG?チャンネル立ち上げ初期の注意点!

── チャンネル登録者0人からのスタートですよね。最初の登録者を獲得するまでの苦労を教えてください

YouTubeを挫折してしまう要因って、かけた労力に対して成果が見合わないこと(特に立ち上げ期)だと思うんですよね。

何時間かけて編集した渾身の一本が知り合いにしか再生されないなんてことも珍しくありません。

わたしも、数字が伴わないと間違いなくテンションが下がると思ったので、動画をアップする前からチャンネル登録者がいる状態にする作戦を取りました。

100人登録者がいれば少なくとも100再生はされそうじゃないですか。100人も待ってくれている人がいる思えば、さすがに更新しなきゃと思えます。

そうして、一週間ほどかけてSNSで事前に呼びかけ、結果として、一本目の動画があがるころには200名ほどのチャンネル登録者がいる状態にできました。

ただ、これには注意があります。

北原孝彦のメインチャンネルをプロデュースしてくださっているコロ助さん(株式会社STAGEON)がよく話されているのですが、YouTubeはターゲティング機能が優れているので、「誰に動画が再生されたか」で「誰の"おすすめ"欄に動画がリーチするか」が決まるそうなんです。

なので、ビジネス系の発信をしているにも関わらず、エンタメ系チャンネルを見ている人に動画が再生されてしまうと、ターゲティングを乱しかねません。

わたしの場合は「SNSのフォロワー=広報チャンネルのターゲット」であるため、この方法を取りましたが、すべての人に当てはまるわけではないので、ご注意ください。


企画・撮影・編集、すべてを担う大変さ。でも「決めたからやる」。

── チャンネル運営にあたって、どんな「壁」にぶつかりましたか?

まずは、企画・撮影・編集など、すべてを自分でやることです(笑)。

ほかの広報業務や、プロダクトの業務との平行なので、どう考えても大変です。いまだによくやってるなと自分でも思います。

他にも壁だらけですが、今でも苦悩しているのは、あくまで「広報チャンネル」であることをぶらさないように、企画・編集をしていくことです。

エンタメに走りすぎてもよくないですし、「ゆりにこチャンネル」になってしまってもいけない。

今後もさまざまなチャンネルが増えていくと思うので、「広報」の役割を持たせつつ、少しだけ「ゆりにこ」の色を足して、独自性をいれていくことで「広報チャンネル」の世界観(このチャンネルだからこそ得られるもの)を作っています。

あとは、「これは伸びないよなぁ…」と思いながらも、「広報」の目的からすると投稿しないといけないものもあるので、日々葛藤しています。


── 3月の本格始動以降、月6本以上の更新を維持されていますが、モチベーションを保つためにどんな工夫をされていましたか?

モチベーションではなく「やると決めたからやる」というだけ・・・・・・といえばそこまでなのですが、わたしのちょっとせっかちな性格がYouTube運営と非常に相性がいいと思っています。

というのも、YouTubeは良くも悪くも非常にシビアで、動画ごとの評価が非常に分かりやすく早く出るんです。再生回数・サムネクリック率・視聴維持率・・・、まるで成績表のように現実を突きつけてきます。

それにストレスを感じる人もいるかもしれませんが、わたしはせっかちさんなので、「この動画はよかったよ!」「この動画は見られてないよ!」と、すぐ数字で教えてもらえるのが助かっています。

「じゃあ次はこうしよう」と、すぐに次の動画でテストができるのが、モチベーションにつながっているかもしれません。

あと、あまり「チャンネル登録者数」を気にしないようにしています。そもそもが伸びるジャンルではないので、チャンネル登録者数を追いすぎると迷子になってしまいそうだなと。

広報チャンネルは、会社や商品に少しでも関心をもってもらえること・身近な存在になれることを目的としているので、チャンネル登録者数よりも、どんなコメントをもらえるかだったり、お会いした人にどんな声をかけてもらえるかだったりを重視しています。

そうはいっても、「伸ばさなくていい」とは一切思っていないので、「チャンネル登録1万人」を虎視眈々と狙っています。


裁量権を持たせてもらえているからこそ、手と足と頭を動かし、追究できる。

── 他の企業広報チャンネルと一線を画す、「強み」は何だとお考えですか?

まずは「自由に」やらさせていただけていることです。

「これを取り上げてください」という指示をもらって生まれるコンテンツもありますが、基本的にはわたしが「おもしろい」と思ったところに取材にいって、わたしが「おもしろい」と思えるものに編集して、公開までやっています。

なので、超絶フットワークが軽いですし、超絶小回りが利きます。企画から公開までのスピ―ドが早いので、ニュース性があるものであれば、撮影取材の翌日に公開まで完了させることもできます。

あとは、わたしが「社内」の人間なので、出演者の自然体を取り上げられたり、取材を深くまで掘り下げられたりできるのも強みだと思います。

外部のカメラマンやディレクターが入る場合、どうしてもよそ行きの顔や発言になってしまったり、取材が浅くなってしまったりするとも聞きます。

わたしが、撮影に入るからこそ、撮れる絵や表情、飛び出すトークがあると思っており、ここも「広報にしか撮れないラボラトス」のコンセプトにつながっています。


 ── 今までで最も再生回数の多かった動画について、その成功の理由をどのように分析していますか?

最も再生回数が多かったのは2万再生されているこちらの動画です(2024年10月時点)。


代表・北原孝彦が有料のスクール内でおこなった講義の様子を投稿しました。

伸びた要因としては、
❶総フォロワー数40万人超の権威性
❷初心者をターゲットとしている(層が多い)
❸有料スクール内の講義という希少性

だと思っています。

わたしは、自身が誰よりも会社のファンであると自負しています。

「わたしがおもしろいと思うものが視聴者にとってもおもしろいものだ」という確信があるので、「これは!」と思ったときにはすかざすカメラを回すようにしています。

企画・編集をするときも、わたしが「おもしろい」と思う切り口で、わたしが「おもしろい」と思えるところまでこだわっています。

作り手が「つまらない」と思っているものが、視聴者に届いたときに「おもしろい」になることはありません。


広報チャンネルによって得られた成果!全社の動きにも影響が・・・?

── 広報チャンネルによって、どのような変化や影響がありましたか?

売上額や数値では成果が測りづらい広報活動ですが、わたし自身もその壁には日々ぶつかっています。

ただ、YouTubeをはじめてから「北原さんのイメージが変わった」とか「ラボラトスのファンです」などという声をいただくことが増えました!

また、スクールの新規入会者に「広報チャンネルを見たことがありますか?」とお尋ねすると、6~7割の方が「見たことある」とリアクションをくださるようになりました。

「入会(購入)」の決定打ではなかったとしても、何かしらよい影響を与えられているんじゃないかなととらえています。

あとは、広報チャンネルでメンバーを取り上げると、相手のフォロワー数が50~100人は増やせるので、集客や送客の機能も担えている思います。

あと、それと!!!

副次的によかったことは、全社的にYouTube発信が活性化してきたことです!

これまで、北原孝彦チャンネルの一強体制だったところから、各プロダクト・個人ごとのチャンネルが続々と立ち上がっています。

「とにかくチャンネルを持って、更新しておくことが重要」という空気になっていますね。

広報チャンネルがきっかけやモデルになれたのかはわかりませんが、先日、北原さんがふと「ゆりちゃんがやってくれたことが結局正解だったんだよね」的なことをお話されていて、嬉しかったです!

クオリティが低くてもいい、とにかくやってみる。

── YouTube運営には、当然、編集スキルなどの技術面も必要になると思いますが、どのように克服されましたか?

よく「どうやって編集を学ばれましたか?」と聞かれますが、運営にあたってどこかで学んだりはしていません。

もともとInstagramでリールの編集はしたことがありました。1分の動画が作れるなら30分の動画も作れるだろっていう考え方です(笑)。

わたしはせっかちさんで「やってみたい!」が先行するので、何かを身に付けてからじゃないとできないことはできないんですね。

動画編集も、自分ができる範囲の編集からはじめて、「もっとこうしたいな」というのが出てきたときにはじめて学ぶ(調べる)というかたちで今日までやってきました。

とにかくやってみるが大事

仮に、準備期間を3ヶ月とってクオリティの高いものが作れたとしても、はじめはクオリティ低くてもいいのでその間に18本動画を上げるのが大事だとわたしは思います。

機材や編集技術にこだわりだしたら沼!とにかくやってみる!(大事なので繰り返しいいます)

いまだに撮影もiPhone14proだけでやっていますよ。編集の仕方がわからないので2カメには対応できず、1カメでやりくりしています。

それでも今のところどうにかなっています・・・(笑)。


これからの「企業広報」×「YouTube」の未来

── YouTubeの運営を通じて得られた、予想外の気づきはありましたか?

これまで「ゆりにこ」としてSNSで大暴れしてきましたが、実は、人をプロデュースしたり、広めたりすることも好きなんだということに気づきました!

人やイベントを素材に、どのように調理したら、お客さま(視聴者)においしく楽しく受け取ってもらえるかを考えるのが楽しいです!

自分がフロントに出ることも好きなので、「広報(ゆりにこ)」というフィルターを通して、素敵な人・ものをみなさまに届けられたらと思います。


── これまでの経験を通して「企業広報」と「YouTube」についてどのように考えますか?

社長がYouTubeチャンネルを持つことは当たり前になりつつあります。

今後は「会社」「プロダクト」、さらには「社員」ごとにチャンネルを持つ未来が主流になると思います

リアルさ・透明さを伝えるにあたって、動画のパワーは計り知れません。

たとえ200~300再生しかされなかったとしても、チャンネルを持つこと・定期的に更新を続けること、がとにかく大事です。

すでに弊社では、その動きが始まっています。

いつか、毎日「ラボラトス株式会社」の何かしらのチャンネルがみなさまのフィードに並び、「おすすめ」欄が弊社のコンテンツでジャックされる日が来たらと思います。

チャンネル登録を・・・どうぞよろしくお願いいたします!

── 最後にみなさまへメッセージはありますか?

いつも動画を見てくださってありがとうございます、いただくコメントが非常に励みになっております!

登録者数2,000人記念にまとめようと思っていたのですが、なかなか時間がとれず2,600人という中途半端なタイミングでのnoteとなりました。

まだまだお伝えできていないこともたくさんありますので、もし「ご質問・ご相談」がございましたら、各SNSのDMにいただけますでしょうか?

広報チャンネルを始めて、遅ればせながらYouTubeがもつ可能性に驚いています。これからYouTubeを発信される方の少しでもお役に立てればと思っています。

最後に、もしこの記事を読んで「よかった」と思われたら、応援の「1登録」をお願いします!

記事の拡散もとても嬉しいです・・!!!!


最読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人:今村ゆり

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