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安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生~読む本に困ったら見よ~

自己紹介

どうも、私は地図上の冒険と申すものです。
ビジネス(田舎でのものや、論業、農業など)や散歩について興味を持った分野に関するを日常的に投稿しています。

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そして、私が大好きな曲がこちら。「パリは燃えているか(作曲:加古隆)」

それとそれと、私は「楽しい農」という農業系記事も投稿している。そう、私は家庭菜園が趣味の一つ。しかし、この動画を視聴するとジャガイモを育てたくなる・・・。



とりあえず、ビジネスを始めてみる

この行動がどれほど「素晴らしいものなのかを私は本書で実感した。
「安売り王一代」は安田隆夫によって記された創業ストーリーである。



https://www.nikkei.com/article/DGXMZO03632380V10C16A6000000/


安田隆夫

1949年5月、岐阜県生まれ。

1973年、慶應義塾大学法学部卒業。

1978年、東京・杉並区に18坪のディスカウントショップ「泥棒市場」を開業し、深夜営業がブレークして成功を収める。

1980年、小売業の株式会社ジャスト(現:株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)を設立し代表取締役社長。

1989年、東京・府中市にドン・キホーテ一号店を開業。

1995年9月、商号を株式会社ドン・キホーテに変更。

1996年、株式会社ドン・キホーテを株式店頭公開。

1998年、株式会社ドン・キホーテを東証二部上場。

2000年、株式会社ドン・キホーテを東証一部上場。

2005年9月、株式会社ドン・キホーテの代表取締役会長兼CEO。

2005年12月、財団法人安田奨学財団理事長。 2007年1月、ドイト取締役。 2007年11月、長崎屋取締役会長。 2008年3月、ディワン取締役。 2009年4月、日本商業施設取締役。

2013年12月、会社分割によりグループ経営管理を除く全ての事業を株式会社ドン・キホーテ(2代目)に承継し、株式会社ドンキホーテホールディングスへ商号変更。

2015年6月、ドンキホーテホールディングス代表取締役会長兼CEOを退任、グループ全体の創業会長兼最高顧問。 またアジア事業の最高責任者として、Pan Pacific International Holdings (現:Pan Pacific Retail Management (Singapore))会長兼社長兼CEO。

2017年12月、シンガポールにアジア初出店となるDON DON DONKI オーチャードセントラル店を創業。シンガポール7店舗、香港3店舗、バンコクに2店舗をオープン。

2019年、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧:株式会社ドンキホーテホールディングス)取締役(非常勤)に復帰。

安田隆夫 - Wikipedia


立地を考えずにとりあえず店舗を借り、とりあえず商品を並べとりあえず営業する。
商品の仕入れ先は「バッタもん」である。
本書を読んでいる際、私はこの「バッタもん」が何か非常に気になったものである。

バッタもんとは、「正規の流通ルートで仕入れたものではない正規品」場合によっては「偽物の商品」のこと[1]

元来「バッタもん」には「偽物の商品」という意味は無かった。

商品自体は正規品であるが、期限切れもしくは期限切れ間近の商品、使用に支障はないが包装の外観が劣化したB級品や棚崩れ品、企業倒産により流れる倒産品など、正規の流通ルートでは売りさばきにくい商品が多く、格安で売られることが多い。主に近畿地方で言われる。関西以外の地方ではバッタ品と言う。この場合の「もん」とは「物」(もの、物品)のことを指す。

販売者、製造者が安売りを意図して特別な販売方法を取る場合は「バッタもん」とは呼ばない。特別な日だけに放出する「クリアランスセール」、「バーゲン」や別の場所や通販で販売する「アウトレット」などと呼ばれる。

現在では、「偽物の商品」も「バッタもん」と呼ばれる。 なお、近畿地方では「偽物の商品」を「パチもん」、あるいは「パッチもん」(一部主婦層では「イミテーション」)とも呼ぶ。

また、ディスカウントストアホームセンターで売っているアニソンカバー集のCDやカセットテープに収録されたアニソンカバーがクオリティーが低いとして、「パチもんアニソン」と呼ぶ者がいる。

バッタもん - Wikipedia

彼は当初、中古品を安く仕入れ転売することを一考したそうだ。しかし、中古品の取り扱いには古物商許可証が必要なことを知り断念。その後、知り合いが「バッタもん」関連に流通している関係からそちらの路線にしんこ奉公した。


商品を超激安で仕入れ、激安で店に並べる。そうしていたつもりが、、、そこまで安くないという問題が発生する。現金卸屋にカモにされていたのだ。

これはいっけねーということで次に打った手が、大きなメーカーや問屋の倉庫の裏口に日参するという手。傷物や返品商品などを格安で譲ってもらう。これで一件落着。

しかし、次の問題が発生。売れるものは売れたそうだが、売れなかったものはどんどん店に陣取り続ける。次第に収納スペースが・・・。
この事態を打開すべく彼は試行錯誤を重ね、深夜営業を開始した。昼間に来店するお客さんと深夜に来店するお客さんのニーズに違いがあったため、売れ残り商品がみるみるうちに売れていったのだとか。

やはり創業者の創業時ストーリーを中心に記された書籍は面白い。
何をきっかけに創業し、初めの一歩はどのように踏み出したのか。そして、
どの様な危機的局面をどのような手法を用いて解決していったのか。本当に勉強になる。


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