#私の本棚
「正しい母親」とは、誰が決めるのか? #3書評 かがみの孤城
友人にすすめられた1冊、「かがみの孤城」。
私はこの小説を読むのをすごく楽しみにしていた。というのも、本好きの友人がすすめる小説には、ハズレがないからだ。
ウキウキと心を躍らせながら、読みだしたのもつかの間……。
「息ができない」とか、「喉がつまる」とか、そういった感覚を小説で味わったのは初めてだった。
いつもは腑轍して見えた本の世界が、今回ばかりはそうもいかない。
現在と過去と未来を、
書評コラムをはじめます!「あなたの人生にちょっとした彩りを」
「書評コラムをはじめます」
こんにちは!Webライターの青原ももです。
突然ですが、私、本が大好きなんです。テレビはいらない、娯楽には本だけあればいい。それくらい、本を愛しています。
物心ついたときから家には本があふれ、マンガに囲まれ、父が買ってくる新刊をワクワクしながら待っている。そんな子どもでした。
小学生のとき、教室に居場所がなかった私を救ってくれたのも本でした。休み時間は図書室に通