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【雑記】 今日のこと

朝10時に高校時代の同級生と自宅近くの最寄り駅で集合した。
前回貸し借りした本や、お互いの近況について話しながら、道幅のせまい雪道を30分ほど歩いた。それから自分たちは、街で一番大きな書店に行った。
書店に着いてからは、小説コーナーを何回も往復して、好みの本について話しまくった。時間を忘れてとにかく話した。ひと段落してお腹が減ったので、僕たちは昼食を食べることにした。

牡蠣が入ったカレー

フードコートには7店舗ほどあり、3周くらいぐるぐるお店を見て回って、カレーを食べることにした。自分は、5分ほど迷った後、牡蠣が入ったカレーを食べることにした。味は、自分好みの甘いココナッツ・カレーだった。牡蠣が5個も入っていて嬉しくなった。ただ、カレーの中央に見える赤黒い鷹の爪なのかトウガラシを興味本位に口に入れ、ひと噛みした途端、火を吹いてしまうのではないかと思うくらいの辛さを感じた。飲み込んでから、口内と喉が痺れに見舞われ、食道から胃にかけて、形容し難い違和感を覚えた。少し冷や汗に襲われたが、友人がサッと空のコップに水を注いでくれたので助かった。非常にありがたかった。

個人的に色々あったが、昼食を食べ終えた。僕たちは、4月から社会人1年目、1人暮らしになる。おしゃれなキッチン用品やレシピ本を眺める。家事を上手くこなせるかとか、おそらく新生活が始まればお互いうまくやるんだろうけど、そういう話をした。それから、書店コーナーに戻り、お互いの気になっている本を15分ほど欠けて1冊を選んだ。僕は、村上春樹の「スプートニクの恋人」という本を買うことにした。

この世の物とは思えない奇妙な恋の物語
22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。――そんなとても奇妙な、この世のものとは思えないラブ・ストーリー!!

Amazonから引用。本の裏の内容紹介を見た途端に、買わずにはいられなくなった。村上春樹の本を読むのはこれで4作目になる。胸が躍る。

本を購入してから、おおよそ16時くらいに帰ることになった。帰りも道幅が狭い雪道を40分ほどかけて帰った。散歩と社会人になってからの話で盛り上がった。
最寄駅で別れた後、10分ほど歩いて、心地よい疲労感をひっさげて自宅にたどり着いた。充実感あふれる1日だった。



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