「オトナ女子の気くばり帳/気くばり調査委員編」ビブリオエッセー
《最近できるようになった事が増えてます。この歳になってですが。》
媚びない、無理しない、さりげない
で、気くばりをするのは難しい。
気をつければ気をつけるほど、取ってつけたようになってしまう。
基本は、自分がしてもらって嬉しい事をすればいいのだと思う。
誰かにしてもらって嬉しかった事を真似して他の人にしてみればいい。
わざわざお金をかけてしまえば「してやったのに」と、なりやすいだろうから、プラスするのは気持ちと工夫と一手間かな。
何かをプレゼントするなら、ぐっちゃぐちゃの袋や使い回しの袋じゃなくて、パリッとした袋か、きちっとしたラッピングの方が、渡す方ももらう方も気持ちがいい。
相手も自分も「ニコッ」とできる程度の気くばり。
販売の時、近づいてくるお客様にご挨拶しながら、ちらっと服や持ち物に目をやる。どんな小さな事でもいいから心から「あっ、いいな」って思うところを見つける。なくてもいい。見つかったらそれを褒める。心から褒める。本当にいいなと思っているから、自然な気持ちが相手にも伝わり会話の種になる。
売り込みはしない。
それだけで終わっても構わない。
ラッピングも、「あっ!😃」と笑顔になる工夫をする。渡し方も丁寧にね。
お買い上げくださった瞬間から、それはお客様のもの。だから大切に扱う。