「おかしな一句」~俳句編
久しぶりに、元「みん俳」スタッフらの企画に参加です(*^^*)
今回のテーマは、「お菓子」か~と思いながら、こっそりブックマしていたのでした(笑)。
そう、かく言う私自身も結構「甘党」なんです😁
そんなわけで、一応俳句の基本も押さえつつ、作句してみました。
こちらは、子供の頃に訪ねた南会津にある「大内宿」がモデルになっています。
むかーし、父に「大内宿が見たい」とねだり、連れて行ってもらったんですよ。で、ちょうど紅葉シーズンということもあり、大内宿はそこそこの観光客で賑わっていました。
そこで出されていたのが「橡餅」です。
子供の頃なので味はよく覚えていないのですが(苦笑)、秋の大内宿の名物だそうで、山間部らしいスイーツではないでしょうか。
何となく、熟年夫婦が縁側で分け合う光景が似合いそうな、そんなイメージのあるお菓子です。
こちらは有名な「小布施堂」の栗鹿ノ子より。
生憎小布施は行ったことがないですが、やはり今の時期に「栗」のお菓子は外せないですよね。
多分、これも昔頂いたことがあると記憶しています。
割とお菓子作りは得意な方なのですが、さすがに栗は処理に手間がかかるので、私が「栗のお菓子」を食べたいときは、買ってくることになります(^_^;)
そんなわけで、「秋らしい」お菓子をチョイスしてみました。
「小布施」の名前を聞くと、何となく長野に足を運んでみたくなります。我が家からは遠いですが……。
「艱難」とは、困難にあって苦しい悩むことを言います。歴史モノの資料では、時々お目にかかる言葉でしょうか。
あんまり「ハロウイン」ぽくないなあ……と思いつつ(←お祭りのイメージですもんね)、私の知り合いの二本松藩士の末裔の家のエピソードより。
拙作「白露」の主人公である笠間家では、戊辰戦争で夫が戦死し、その妻子は日々焼いた南瓜ばかりという粗末な食事で、戦後の困難な時期を生き延びたそうです。
ですが、その果に私の知り合いへと命脈を繋いだわけで、その歴史を思う時、何とも言えない思いになるのですよね。
160年余りの時を経て、平和な時代に生きる子孫らが祖先へ捧げるとしたら、こんなスイーツかなあ……と。
ちなみに「かぼちゃ餅」は、「家庭のおやつ」と言ったところでしょうか。
北海道では「いも餅」が家庭のおやつとして有名ですが、じゃがいもを「かぼちゃ」に変えると「かぼちゃ餅」になります(*^^*)
riraさん、こんな感じでどうでしょう?
お菓子のチョイスが渋めではありますが(笑)。