【vol.9読書記録】コーヒーが冷めないうちに/川口俊和

ずっと読みたいと思っててやっと読了✳︎

期待しすぎちゃってたからかな、
先が読める展開に、途中少しだけ
わくわくの心を奪われてしまった。

ストーリーはよくある
タイムリープのお話.+

でも他のタイムリープのお話と違うのは
過去に戻って行動したり
未来を変えることは出来ないってこと。

大切な人に思いを伝えても
その状況は変えられず、
死ぬ前の人に会って事実を伝えても
その人が死ぬ運命は変わらない。

例え物語の中であっても
そんなの悲しすぎるって思ったけど、
読んで行くうちに納得。

過去にあるのは未来ではなく
未来に繋がるヒントだけ、
なんだってこと。

未来を作るのは
決して過去の自分ではなく
今とこれからの自分なんだってこと。


読んだ後、
ある人が言ってた言葉を思い出した。

お金や物は努力次第で
いくらだって増やしていける。
でも、時間という概念はどうやっても
増やすことはできない。


ただただ深い、

私は今日を精一杯生きれたかな、


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