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2022年おもしろかった本 Best3
今年もあとわずか。
思い返せば図書館をたくさん利用した年でした。
ちゃんと数えてなかったのですが、年間で50冊?くらいは読めていたはず…
その中で特に面白かった本best3をお伝えします!
3位 ブルシット・ジョブの謎
「ブルシットジョブ――クソどうでもいい仕事の理論」の日本語版解説書です。
ブルシットジョブーーと同時に借りました。
本書では、なぜ一部のほとんど意味のない社会的貢献度の低い仕事をしているデスクワーカーが社会的貢献度の高い肉体労働者よりも多い給料を貰っているのか?その謎が明瞭に解き明かされています。
私はこの本を読んでいて
「自分の仕事に意義を見出せないホワイトカラーが、人に感謝され活き活きと働くブルーカラーを憎み、その労働力を最後の一滴まで搾り取ろうとするイメージ」
が浮かびました。嫌なイメージですね。。。
なぜ今のような世の中になったのか・・・本書では賃金格差や難民に対する搾取など、世界で起きている問題にも触れ解き明かそうとしています。
中でもベーシックインカムを行うことで賃金格差を正常に戻す、という理論はとても魅力的に感じました。
ベーシックインカムがあることで、雇用主からの「クビにするぞ!」という脅しが労働者に対し効かなくなり、重労働で低賃金な仕事に就く人が減ります。
その結果として雇用主は賃金アップや機械化を行わざるをえなくなる、という流れが生まれるとのことでした。
もし、作者の唱える理論通りになるのなら、ベーシックインカムはあった方がいいな、と私は思います。
一冊目はちょっと堅苦しい内容の本になってしまいました笑
この後の本は割と柔らかめなのでお気軽に・・・
2位 世界の台所探検
国や地域が違えばこんなにも食事が違うのか〜〜!!
と、いい意味でのカルチャーショックを与えてくれる本
作者の旅先でのホストファミリーとの交流の様子も描かれており読んでいてとても温かい気持ちになれます。
フルカラーでレシピ付き☆
食いしん坊さんや料理好きな人にオススメです☆☆☆
1位 アフターマン
もう全部面白い・・・読めばわかる・・・!
の一言なんですが、ちゃんと本の説明もしたいとおもいます…
なんやかんやあって人類という種が滅びたその5000万年後の世界の生態系を進化論に基づいて予想しているトンデモ本です。
見たことない生物が沢山ですが、妙に説得力のある解説付きなので、ホントに地球上に居るのでは?と感じられます。
はじめの方に今日までの地球と生き物の進化の過程がガッチリ書かれているので、生物学の勉強にもなって良かったです。
本書は人気のためか何回も版を変えて出版されており、
最近、児童書版も出たようです。読みやすそうだし買ってみよっかなー
以上、2022年おもしろかった本Best3でした。
最後までお読み頂きありがとうございます。
良いお年を!
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