想像力次第で機嫌をコントロールできる
今日は、『上機嫌の作法』の「想像力でふっきる」を読みました。
●学んだこと
想像力を持つことも、現実をふっきっていく一つの有力な要素だそうです。
想像力とは、現実の状況と違う世界を自由に思い描くことができる力だといいます。
気分は受動的なものとされていますが、この想像力が豊かであればものの捉え方が変わり、能動的に機嫌を良くすることが可能になると筆者は考えています。
例えば、チャップリンの映画「黄金狂時代」に、貧しさのあまり靴がステーキに見えてきて、調理して上手に食べるシーンがあるそうです。
完全に想像力で遊び、現実をふっきっていることで、この時のチャップリンは上機嫌モードに入っているといいます。
ただ、想像力はただの妄想となる危険性も持っているため、自分を客観的に見つめる目を持たなくては、上手に活用することはできないそうです。
●読んで考えたこと
前回学んだ断言力が現実を受け入れることだとすれば、想像力とはポジティブに切り替えることだと思いました。
個人的に、想像力を用いてポジティブに考えるだけではうまく思考を落ち着かせられないことが多いと感じていましたが、置かれている現実を受け入れ・肯定する断言力も同時に持っていなくてはならなかったのだと腑に落ちました。
ふっきるための力が最後にもう一つあるそうなので、三つの力それぞれをバランス良く活用することが大事という結論にいきつくのではないかと考えています。
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