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不機嫌な人間でも、意図的に上機嫌になることができる

今日は、『上機嫌の作法』の「なぜ私は上機嫌なのか」を読みました。

●学んだこと

筆者は元々上機嫌だったわけではなく、むしろ素は不機嫌な人間なのだそうです。

大学時代は引きこもっており、他人に対する罵詈雑言が得意だったといいます。

それを乗り越えて上機嫌を技として身につけたからこそ、人前での不機嫌には意味がないと筆者は信じています。

では転機は何だったのかというと、教育者として、学生に筆者の言うことを聞く気にさせなくてはならないと思ったことだそうです。

そして意図的に上機嫌を癖付けた結果、あえて上機嫌にしようと思わなくても、教壇のような場所に立つだけで内側から機嫌が良くなるようになったといいます。

実際、ある年の卒業式の日に学生の一人から「四年間授業を受けてきましたけれど、先生は常に上機嫌でしたね。私はそのことにずっと感心していました」と言われたそうです。

●読んで考えたこと

筆者が元々は不機嫌な人間であることで、上機嫌が大切だという主張により説得力が感じられました。

また、卒業式のエピソードを読んで、不機嫌な人であふれている世界だからこそ、ただ上機嫌でいるだけで強い好印象を与えることができるのだなと感心しました。

これは教職だけでなく、ビジネス全体でも共通の強い武器になりえると思いましたし、自分も身につけて損はないと気付きました。

まずは、不機嫌はただの損であることを常に忘れないようにしていきたいです。

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