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期待値を上げ過ぎても良いことがない

今日は、『外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』の「プロジェクトオーナーの期待値と問題意識を把握する」を読みました。

●学んだこと

プロジェクト初期段階における心得として、「プロジェクトオーナーの期待値が上がりすぎないようにする」点に留意した方が良いと筆者は考えています。
つまり、これは人生全般にも当てはまることとして、高すぎる期待値は苦しみを生むだけだと述べています。

プロジェクトの初期段階ではそれほど高くなかった期待値が進行に伴ってどんどん上がっていく方が、その逆、つまり最初に高かった期待値がどんどん下がっていくよりもスムーズに運ぶからだそうです。

例えば、手練れの合コン手配師は、「ものすごくかわいい子が来るよ」ではなく「見た目はどうかわからないけど、話はとても面白いと思うよ」という期待値に留めるのだそうです。
結果的に、終わった後の満足感は後者の方が高くなることは明らかです。

次回は、期待値をコントロールする要素について読み進めます。

●読んで考えたこと

自分の人生全体でも応用できる考え方として、非常に良いと思いました。

期待しすぎた時ほど失敗に落胆しますし、期待値を低く見積もった時ほど順調にいく経験が自分にもあるからです。

油断するとこの考え方は無意識にどこかへ消えてしまい、気付いたら高い期待を抱くようになってしまいがちだと思います。
だからこそしっかり頭に入れておき、期待値をコントロールする意識を忘れないことが重要だと考えています。

また、合コンの例え話は分かりやすく、ビジネスにおいて納得感のある例え話ができる人は優秀だと改めて感じました。

そして、今回の内容を読んで改めて「無理をしすぎず、そこそこにがんばる」「継続は力なり」が、長期的に見た時に、成長において必要な言葉だと認識しました。

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