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「レシートをスマホで撮って、ポストに投函するだけ」コンセプトが生まれた瞬間

今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「パワポ一枚で売れる強いコンセプト~TOKIUMの場合~」を読みました。

●要約

試しに申請作業を代行しているうちに、「この申請作業自体が億劫で、顧客は誰も望んでいない」と感じるようになり生まれたのが「レシートをスマホで撮って、ポストに投函するだけ」というコンセプトだといいます。

2か月ほどでフローを整理し、要件を詰めて、現在の経費精算TOKIUMの原型ができたそうです。

そして、顧客のもとに段ボール箱を持って行き、「レシートをスマホで撮った後、ここに捨てるだけで経費精算できるようになったらどうでしょう?」と聞いて回ると、以前と明らかに違うポジティブな返事が返ってきたといいます。

結果として、競合との差別化ができたことで、他より高い金額を払っても良いと納得してもらえるようになったそうです。

●考えたこと

まずは、とりあえず試せることはやってみるのが大事だなと改めて思いました。

やった結果反省があり、どんな形にしても無駄にはならないと思うからです。

また、見込み顧客への見せ方として、一般的なPowerPointや紙の資料以外の強い印象を与えられる方法がないか?考えてみると良さそうだなと感じました。

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