落ち込んだ時のJAZZは女性の声が良い
友人が亡くなり、叔母が亡くなり、最近は気分的に滅入ることが多い。
数日前に、かなり久し振りに『みずうみ』などを読んでいたので、なおさら現実離れをしてしまうのかもしれない。
深い妄想に陥ってしまうと、しばらく抜け出せなくなる。
あまり読まれなくなってるのか、知る人は少ないのが残念。RIYO_BOOKSさんの書評が詳しくて、素晴らしい内容なので参照していただきたい。
決して女好きではないが、いや女性は大好きだが、大勢の女性の力で育てられてきて、そういう人達としだいに会えなくなってしまうのが悲しい。
大きな声で元気いっぱいに話していた叔母だったが、ここ10年以上も会っていなかった。電話での連絡が来たときに聞いたら、もう少しで90歳かあるいは超えたのでは、とのことだ。年齢的にはお祝いの域に達しているのかもしれないが、やはり悲しいことだ。
つい最近「かたくりの花」の写真を見つけた。30年もむかし、気分転換に一人で「かたくり自生地」という所に行った。たまたま叔母夫婦と会い、写真を撮った。送ると良いながら、送っていなかった。そんな事を写真を見て思いだした。
高校の頃の夢をみた、毎日ウザったいと思っていた人が、夢をみた頃に亡くなったと聞いた。
朝の散歩には『みずうみ』の物語や、子供の頃の女の子を思い出してる。あの子は今頃・・・。中学に入る頃に、急に会えなくなり誰も話題にさえ出さなくなった。
それと・・・。
こういう落ち込んでしまった夜は、一人JAZZを聞きながら、女性の声のJAZZを聞きながら飲むのが良い。
思い出を呼び覚ますJAZZ、思い出に浸れるJAZZ、女性の声が良い。
こういう歌詞のように、近く寄り添ってもらいたい。女性の手で・・・。
最近はネエにも会う機会がなくなった。近くに住んでいながら、スーパーの買い物で会えていたのに。
ネエも85歳は過ぎたはずだけど・・・。