どこへいく

猫が好き、一人旅が好き、趣味は料理。本当は猫を抱いて寝るのが一番好き。

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マガジン

  • ローガイの研究

    高齢者はノロマで臭くてワガママで、年金や医療費で現役世代の荷物であり、残り時間を無駄に消費してるだけの生き物だ。などと老人を嫌っていた。そろそろ後期高齢者になる歳になって、やっと老人というモノが解りかけてきた。思いつくままに、老人の考えてることを、忘れないように書き遺してみたい。

  • 雑文など

    エッセーなどとは言えない、思いつくままに書いたもの。生意気にも、いつかは私小説的に書いてみたいとの夢も。

  • 個人的記録

    大切な記憶の想起のため。時には私小説的に文章練習のため。ボケ防止の頭の体操のため。自省と自戒と自身を俯瞰し残り時間の充溢を図るために。

  • 友達の友達から…

    友達の友達から聞いた話。という事にして、チョッと怖い話や身近な事など、実話か否かはともかく面白いと感じた話など。

  • 旅とか温泉とか食とか

    温泉や食、何となくの記録として・・・。温泉は近くばかりだけど、ほぼ毎月出かけてる。自分で気に入らないと書きたくない。今はニャンコふたりが育ち盛りなので、1泊しかできない。

最近の記事

孫娘への手紙に迷う

数日前に孫娘に手紙を書いた。以前は会うことが多かったのに、最近は、約1年間近く会っていなかった。LINEでの連絡は行っているのだが、この子は友達が多くて、LINEが煩わしくてほとんど開かない。電話では、面と向かっていないと、意外と話題は作れないものだ。 手紙の内容は、何が切っ掛けだったのか忘れてしまったのだが、人の「死」に対する迎えかた、捉え方についてだ。若い時には日々の生活は「死」へと向かっていると、ただ漠然と考えている。老人になり、在る条件が整うと「死」から生きている現

    • 美魔女?

      電気器具の量販店に行った。小学生の低学年と思われる男の子二人を連れた女性と会った。 身長は160cmは超えていただろうが、ピッタリとしたジーンズの後ろ姿はモデルのようで、高身長に見えた。幾分肩から背にかけてふっくらとして丸みがあったが、全体として締まった体躯をしていた。髪は長めのポニテで、黒髪の中に明るい茶髪が混じってる。半袖の、白地に薄い黒のチェック模様が爽やかで涼しさを感じる。シャツを中に入れたジーンズのベルトが幅広で、細い腰を強調して丸い締まったヒップを目立させていた

      • 老人性うつ病の症状・・・かな

        連日、全く何もする気になれず、起きれば眠くなり、寝てれば呼吸を止めてみたりする。 頭が重く、便秘になって1週間も出ずに強力な薬で何とかなったが、また出ない。散歩をしても10分も経たずに息苦しくなり、歩き続けるのも面倒になる。こんな状況が数ヶ月続き、改善するどころか、少しずつ悪化をしてるようだ。 1年間通ってきてた野良猫が、ここ数ヶ月、姿を見せない。野良猫も2年か3年通うと来なくなる。何処かで静かに息を引き取るのか。そういう静かな最期の時って、何となく憧れる。 Lucy

        • 散歩は必要らしい

          運動が嫌いで、何でも面倒に感じてしまう性格で、毎日の散歩など最も嫌いなことだ。 何となく義母の死後、自分自身の生きる意欲がなくなり、憎しみの対象が消えて生きる意義も無くなった。そこへ毎日の暑い日々が続き、散歩に出ることも無くなってきた。 この歳になると必要なものが無くなる。食料も冷蔵庫内に隙間無く入っているし、パルシステムとの契約で、宅配されてくる。少ないと思っていたが、次第に貯まり始めてきた。作っては残して冷凍庫に入れ、そろそろ入らなくなってきた。 広い庭付きの持ち家

        孫娘への手紙に迷う

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        • ローガイの研究
          54本
        • 雑文など
          55本
        • 個人的記録
          31本
        • 友達の友達から…
          6本
        • 旅とか温泉とか食とか
          35本

        記事

          意欲が失せた

          もう2ヶ月も過ぎたのに、未だに意欲が失せて何も出来ない。 困った。 何度殺しても収まらないほどの憎しみが、 あの飢餓の地獄絵の中の老婆、 目がくぼみ顔はしわだらけで、人の形相もない。 あんなパチンコ依存症のために、ただの他人のために、 ここまで自分自身が墜ちてしまうとは。 歌を聴いても感覚が無い。 終わったのかもしれない。

          意欲が失せた

          気力が失せた

          義母の死で恨む相手を失い、自分自身の生き方さえも判らなくなってきた。 あの、バケモノのような死に顔、間違っても天国にはいけない、地獄の苦しみを既に受けている、まさに苦痛と恐れと、逃げ惑う痩せて朽ちた流木のようなバケモノ顔は、何十年にも及ぶ恨みや怒りが消えてしまった。 すでに1ヶ月以上が経つのに、この先の生きるヨスガが見いだせない。 日課の散歩にさえ出られなくなり、わずかな希望の先さえ、消えて何も思い当たらない。

          気力が失せた

          義母、死す

          我が人生で唯一、恨みと関わった事への悔いは義母姉妹と義父だ。 パチンコ依存症の義父母との関わりで、一生をムダに過ごした。 事業の借入金の2割はこの連中のために使われ、20年以上の家庭内別居はパチンコ依存症が原因だ。妻の死後、預貯金は全て解約され、ボケかかった親のために使っていたのが解った。約1年間の介護をしていて、どういう気持ちだったのだろうか。虐待を受けて育つと、親と離れられないと言うことは本当のようだ。結婚は同情ではない。養育権を失い、養育費を払ってでも、離婚して縁を切

          『枕草子』能因本をゲット、そして『源氏物語』も欲しくなった

          初めてのメルカリデビューは、小学館『日本古典文学全集11 枕草子』。江戸時代に北村季吟が注釈を付けて読みやすく纏めた『枕草子春曙抄』をだし、広く読まれるようになった。『春曙抄』は能因本を基にして、読みやすくした物だそうで、以後明治期までの多くの文人に読まれるようになり、近代文学への影響も大きい。 明治に入り『枕草子』研究も広くされるようになり、三巻本が原型に近いとされ、最近は三巻本がほとんどになった。何とか能因本の『枕草子』が、もちろん原文に校注と訳の入ったのが欲しかったが

          『枕草子』能因本をゲット、そして『源氏物語』も欲しくなった

          NHKニュースで「頻回事故歴者」というのをやってた。16歳で免許を取得して約60年間、事故歴が無い。かなり危ない運転をした時期もあったが、事故や違反が無い。逆に小さな事故を何度も繰り返す人がいた。性格や動きに対する適応能力の差もあるようだ。注意して直るものではないと思うが。

          NHKニュースで「頻回事故歴者」というのをやってた。16歳で免許を取得して約60年間、事故歴が無い。かなり危ない運転をした時期もあったが、事故や違反が無い。逆に小さな事故を何度も繰り返す人がいた。性格や動きに対する適応能力の差もあるようだ。注意して直るものではないと思うが。

          朝ドラ『虎に翼』・・・

          録画してたNHKの朝ドラ『虎に翼』をみた。 結婚した女性は「無能力者」という、旧民法が気になって仕方ない。 鎌倉時代に出された「御成敗式目」には、男と同じ権利が書かれてあり、男と同じ相続権があり、女性の城主も存在していた。明治に入り、諸外国の司法制度を学び、確かドイツの法律を取り入れたと聞いたことがある。 富国強兵のためか、男子優先の法律になり、他家に嫁した女性は男に守られて生きる「無能力者」とされたのだろう。幕末の頃までは、ここまで男女差別は無かったと思うのだが。 父

          朝ドラ『虎に翼』・・・

          揃えるほど…ダメだ

          何度も挑戦してるのに、毎回くじけてしまう。熱海で会った、カリフォルニア大学の女子学生と上手く話せなかった。次に同じチャンスが訪れたら、日本の素晴らしさ、温泉や宿や日本食のなどを話したいのに。 専用のノートを用意してもダメ。録音してもダメ。今回はサブノートが発売されていたので、さっそく買い揃えた。 万全な準備を、すればするほど続かない。続かない、というよりは、揃えると安心して…やった感が出て、やらない。 要は、英語に対する拒否感なんだろうな。 英語を習得すれば、世界が拡

          揃えるほど…ダメだ

          「光る君へ」 第十四回 清少納言の言葉

          史実とは違うはずなのに、何故かNHK大河ドラマ「光る君へ」を見てしまう。見ていて毎回納得してしまう原因が分かった。 今夜見た第14回「星落ちてなお」の中で、離婚して子供を手放してでも宮中で働きたいという清少納言の言葉があった。これなんか、まさに『枕草子』の中に書かれてる事と同じだ。史実ではないのに、一々納得してしまうのは、こういう事なのかもしれない。 清少納言との会話の中で、宮仕えをしたい、離婚し子供を手放しても・・・という。 家庭に収まるな、というスゴい意見などは現代

          「光る君へ」 第十四回 清少納言の言葉

          LINEは悩ましい

          この世でもっとも愛おしく思っているのは、娘の所の孫娘だ。 中学生になり、来週から新学期が始まる。先月末にタブレットでLINEをすることが許可されたそうで、さっそく友達申請して繋がった。 最初の数日は返信もあったが、最近は既読が点くのも遅くなり、返信など来なくなった。たかが中学生なのに、LINEで既読が点かないとか、返信が来なくなると、これが実に悩ましい。 LINEやメールには興味も無く、青空文庫を読んだり物語を書いたりしてるらしいのだが、離れていると、妄想が膨らみ妙な刺

          LINEは悩ましい

          辞書は紙が良い

          NHKのドラマ「舟を編む」が楽しい。 中型辞書と言えば、とうぜん『広辞苑』。意味を調べると言うよりも、辞書を開いたときの偶然性が面白い。ドラマの中では「セレンディピティ(Serendipity)」と表現していた。そう、その偶然思いもしなかった宝物を得る、それが『広辞苑』などの中型辞書の面白さだ。 記事をアップしてから、「悠々自適」という言葉が気になった。 「ゆうゆう」は漢字の連続だが、中国語では無いモノもある。和語に漢字を当てる事により、より和語の持つ意味を拡げたようで驚

          辞書は紙が良い

          そろそろ消すべき記憶かな

          今朝は早く起きてしまい、というよりも、夕方に食べた餃子がいつまでも胃に残っていて、横になると吐いてしまいそうで眠れなかった。 体力的には明らかにフレイルに近付き、我が身の処し方などを考えていた。自分自身を支えられなくなれば、施設に入るのか、娘の家に引き取られるのか、いずれも「良し」とはしたくない。そんな時に岩崎宏美のCDの曲を聴いていて、空白の期間を思い出していた。 高校の1年先輩、周囲には恋愛関係に見えていたようだが、全くそんな事はなかった、と思ってる。先輩は男子生徒が

          そろそろ消すべき記憶かな

          悠々自適・・・なのかな

          しなければならない事や、この歳になると早くしておかなければならない事など、幾つもあるのに、いつの間にかまた1ヶ月が過ぎてしまった。こういう、いささか世間と離れた存在となり、心の欲するままに怠惰な時間を過ごしながらも、何事もなくさしさわりの起きないさまを、悠々自適とでもいうのだろう。 動いてもさざ波さえ起こらず、生きていようが死んでいようが、存在さえ気にもならない。人人中に在りながらも、なお深山幽谷の世界に遊ぶように、まさに優遊たる日々は、怠惰とか自堕落とかよりも、羨ましがら

          悠々自適・・・なのかな