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子どもが自分を見失わない育児。伝えられる事ってなんだろう?

よく、子育て関連の番組で「私はこうやっています」とか「こうこうのほうがいいですねー」とか育児書みたいなのに「こうやってこうします」とかいっぱい書いていて一体どれを信じればいいんじゃーい!!ってなることないでしょうか?

私が笑ったのは育児書の1日のスケジュール、一例に過ぎないけど、「こんなことあるかー!!全然寝ないやんけー」一人目の時にこんな事を思った頃が懐かしいです。

さて、そんな思いをしながら毎日奮闘していますが、私が思う子育てにもやっぱり答えはありません。

怒らない育児、もしかしたらこんなのが理想かもしれませんし、(私は怒りまくってます(笑))、もっと寄り添う育児、これも正しいかと思います。

だからどれも正解でどれも外れなんだなと私は思っています。

でも、私が一つ大事にしているのは「外に出た時に一人で出来るかどうか」です。

もちろん人間関係の構築なんかは集団生活も必要になってきますし、正直そんな中にいなくたって今は自分次第でどうにでもなる世の中だと私は思っています。

でも、結局は大人になり、一人でやっていくことになります。

助けを受けたり、協力したり、それはもちろんあるのですが、どんな人間も「やりたい」を実現するためには「自分が自分で」やっていく必要があります。

そんな時に困らないようにするのが私たち親の役目ではないかな?そう思っています。

もちろん、全部教えるなんて出来ません。

というより、教えるって何?

自分は教えられるほど凄い人間なのか?っていつも思ってしまいます。

“やり方”や“方法”は教えてあげられますが、それをどう活かすかはその子自身の力だと私は思っています。

中学生の時変わった子がいました。

正確には変わっていないのですが、少し他の子とは明らかに違う。

でも、私はその子と非常に仲が良かったです。

その子は変わっていたのではなく“自分を持っていた”のです。

自分がこうしたい、あーしたい、自分はこう思うからこうやるという意志を持っていたのです。

その子の様になれと言う気持ちはありませんが、「自分を持つ」という事は大事です。

この日本はみんながAといったらAが良くて、Bが良いと言ったらBが良くて、でも本当はCが正しいんじゃないの?という疑問は消されがち。

そんな事を言おうものなら「この子は何をいっているの?」「こいつは何を言っているんだろう?」そう思われかねないからです。

そう思われない様に生きがちですが、実際に正しいのは「C」だったりしますよね。

この「C」が正しいと思いつつもみんながAやBを選ぶのであればそれが正解か〜そう思って生きている人も多いのではないでしょうか?

もちろんそれが悪いとは言いません。そう教えられてきたので。

でも、私は、自分の子どもたちに「AやBが多数でも自分がCが正しいと思ったのなら自信を持ちなさい」という事を伝えたいです。

誰かの正解は私の正解ではなく、誰かの正解は誰かの正解。

私の正解は私だけ。だと私は思うんですよね。

だから私は子どもが「可愛いでしょ?」って持ってきて自分が可愛いと思えば「おおー可愛い!」って答えますが、そうでない場合は「これはうさぎかな?」みたいに「可愛い」とは言いません。でも子どもなので「可愛くない!」と否定はしませんが←ここは優しい(笑)

結局は最後は自分なのです。

大人だろうが、子どもだろうが、最後は自分。

自分がどうしたいか。

それも決められる大人になってほしい。

優柔不断でもいいんです。

本当にやりたいことを決めれる力さえあればマクドナルドのメニューを迷ったっていいんです。

そのために教えられることを教えきれればいいなと私は思っています。

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