モノがあふれた時代に、暮らしたい場所を探す
お金を出しても、文化は、文化を育む空気は買えやしないのだ。
私たちが今の場所に暮らすことを決めたのは、文化を育む空気を感じ取ったからかもしれないなあ。しおたんさんのnoteを読んで、そう思った。
私たちは暮らす場所を選ぶ時に、駅から何分とか、どんなお店があるかとか、すでにそこにあるものを基準にして選ぶことが多い。そんな選択の背景には、消費ベースの考え方があるような気がしている。
絶対にその場所じゃないといけない理由なんて実はなくて。新しい別のお店がオープンしたら、引っ越したいと思うくらい、ふわふわした考えの時もあるかもしれない。
一方で、お店が文化をつくっている場合は違う。物を売るお店があるのか、思想を売り、文化をつくっているお店があるのかで、まちのあり方は全然違ってくるだろう。
そして、お店だけとは限らない。お店という目に見える、具体化されたものだけじゃなくて、想いを持って活動している人の背後にある思想とかもっと抽象的な考えに共感する人が増えると、文化が育ち、まちは変わっていくのだろう。
私たちは、今の場所に暮らし始めて6年目。やってきたことややりたいことをもっと言語化して、目指す世界観を伝えながら、文化を育んでいきたいと思う。
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