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≪読書メモ≫時間最短化、成果最大化の法則――1日1話インストールする"できる人"の思考アルゴリズム 木下 勝寿 (著)



元リクルートの木下さんの書籍です。

惹かれずにはいられないタイトルだと思うのは、私だけではないと思います。


本書では、気合や根性で成果を上げるノウハウを詰め込むのはやめた。

いかにやる気に頼らずに、楽しみながら成果を上げ続けられるかに重点を置いた。

時間最短化、成果最大化の法則
――1日1話インストールする"できる人"の思考アルゴリズム 木下 勝寿 (著)


ティモシー・ガルウェイさんのインナーワーク的ですよね。

この方針、大賛成です。



私はそれまで「忙しいから実行できない」と思っていた。 だが、よく考えると、社長のほうがよっぽど忙しい。 そこで成功している社長たちに「なぜすぐに行動できるのか」を聞いてみた。
「ピッと思いついたらパッとやるんだ。 君と話していて、こんなことをやったら面白いと感じる。 君が帰った瞬間にやる。それだけだ」
これが拙著『売上最小化、利益最大化の法則』の最後に書いた「ピッパの法則」だ。
やるべきことが起こったとき、後でやろう、いつかやろうではなく、その場ですぐやるか、すぐできない場合はいつやるかをその場で決める。すると、タスクを滞らせず、次々にこなしていけるのでキャパが激増する。

時間最短化、成果最大化の法則
――1日1話インストールする"できる人"の思考アルゴリズム 木下 勝寿 (著)


ものすごく耳が痛いというか、、、耳が痛いです。

ちょっと疲れたから、頭使うのは明日にしよう、というのは、私がよく使ってしまってるパターンですね。

何かで読んだのだと思いますが、私たちに必要なのは休憩より気分転換だ、というフレーズを思い出しました。

特に私は”慎重さ”をよく使っているので、行動してなんぼだと、最近とみに思います。


10分以内に完了するものは〝今すぐ〟やる

時間最短化、成果最大化の法則
――1日1話インストールする"できる人"の思考アルゴリズム 木下 勝寿 (著)


確かにこの方がタスクが減っていきますね。

タスクが減っていけば、だんだん頭も気分もスッキリ楽になっていきますから、自分の持っているポテンシャルを発揮しやすくなります。

重要度が低くても、未完了タスクが私たちのエネルギーを持って行ってしまうこと自体は変わりませんから、減らすことには価値があります。



世の中は「10回本気でやれば、誰でも1回成功するようにできている」という法則だ。

時間最短化、成果最大化の法則
――1日1話インストールする"できる人"の思考アルゴリズム 木下 勝寿 (著)


個人的には、事業立ち上げ期の今、とても励まされる言葉です。

ただ、別に闇雲に同じことをやれと言うわけではありません。目的地に到達するために、道は一つではありませんから、Aの道を試して難しければ、B、Cへ、、、と目的地からバックキャストしてあらかじめ複数の選択肢を持っておく必要があります。

これをスピード感もってやれれば、回転が速くなりますよね。




 10回やれば誰でも成功するのに、ほとんどの人は10回やる前にやめてしまう。

 やめてしまう理由は3つある。

1 心が折れる

 最初から1回でうまくいくと思っていると、2、3回失敗するとショックが大きい。すぐ「もう無理」とあきらめてしまう。

 こんなとき、一喜一憂せず、「どんな天才でも最初の9回は失敗する」「どんな凡才でも10回目は必ず成功する」と淡々と10回続ける。すると10回目で必ずうまくいく。

2 時間切れ

 仕事には締切がある。1、2回失敗するとスケジュールが狂い、10回やる前にタイムリミットがきてしまう。なにごとも10回やらないと成果が出ないので、スケジュールを想定より10倍時間がかかる前提で組み、早目にスタートすべきである。

3 資金切れ

 資金不足になると、やめざるをえなくなる。どんなにすばらしいアイデア、天才的事業家でも、最初の9回は必ず失敗する。

 多額の資金を一度に投入すると、致命傷を負う。そうならないために、10回に分けて投資する。




 成功したければ必ず10回やること。そのために、

「最初の9回は必ず失敗する心構え」

「10回やる前提でのスケジュール」

「10回実験する前提での資金配分」

 でやることだ。そうすれば、あなたは必ず成功する。

時間最短化、成果最大化の法則
――1日1話インストールする"できる人"の思考アルゴリズム 木下 勝寿 (著)



この「成功」は、「目的を達成」と言い換えることができると思います。
あらかじめ陥るであろうイベントを予測しておくことで、それが起こったときに、すぐに次の手を打つことができます。

これも、すべてを予測するまで動かない、というのでは無く、
やりながら学ぶ、ということですね。

同時に、今あるものを把握して、できるだけ楽に行きましょう、楽にね。



「めんどうくさければGO!」

時間最短化、成果最大化の法則
――1日1話インストールする"できる人"の思考アルゴリズム 木下 勝寿 (著)


面倒くさいのが得意でない私としては、ドキッとする言葉です。

個人的には、セルフでのイメトレなんかで、「面倒くさい」ことの影響力は減らしている最中です。

ただ、これは”「めんどうくさければGO!」の魔法”ですからね!
そんなレベルではありませんよ。

「面倒くさい」気持ちは受け入れた上で、
「やるべきだが、誰もやらない「めんどうくさいこと」に注目せよ」ということです。

地味ですが、とても大切なことだなぁと思います。

それをやろうとすること自体もやっぱり「面倒くさい」とは思うのですが、でもたぶん本当に大切なことで、すぐに効果が出なくても、確かさを積み上げていくことだなぁと思います。


その他にもリフレーミング的なことであったり、具体的な考え方が盛りだくさんです。

いつものあなたに新しい選択肢を追加するヒントがのっているかもしれませんよ😊


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メンタルコーチ まえかわ いずみ
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