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頑張ってるのに上手くいかないあなたへ

『みんな頑張ってるんだからもっとやらなきゃ!』
『もうこれ以上どう頑張れってんだ!?』

毎日、毎日、毎日、
日々全力で生きてる。
なのにどうして、こんなに報われないんだろう?
この先にある明るい未来が想像できない。

そんな風に感じてしまうこと、ありませんか?

私が入社して1年目から5年目くらいまで、
特にそう感じて過ごしていました。
慣れない仕事、慣れないお客様、慣れないスタッフ
求められるスキルが全く追いつかない自分。
苦手な接客業をなぜ選んでしまったのか?

1日が途方もなく長く、長く、感じていました。
やっと終わった。
そう思って、寝たらまた同じ1日の繰り返し。

身も心もヘトヘトになってデール・カーネギーの『道は開ける』に書いてある名言を手書きでまとめたものを繰り返し読みながらやり過ごしていた。

「どんな重荷でも、日暮れまでなら、誰でも運ぶ事が出来る。自分の仕事がどんなに辛くても、1日なら、誰でも出来る。太陽が没するまでなら、誰でも快活に、辛抱強く、親切に生きられる。そして、これこそが人生そのものだ。」

1日の区切りの中でやっとの思いで過ごしていた毎日。
あの頃の私が耐えられたのは、専門学校の恩師にもう一度会った時、
『先生のおかげでこんなに成長できました!』
と伝えられる自分になるためだけだった。

辞めないことが勇気なのか?
辞めることが勇気なのか?と自問自答していた。

そして、今ならわかる。
頑張っても、頑張っても、上手くいかない時。
それは『頑張る方向が間違えている』からだ。

そもそも、『頑張る』という表現がまずい。
『頑張る』とは目標達成の途中に焦点が当たっている。
途中を目指すということは、達成を目指せないということ。
なので、表現としては『頑張る』ではなく『ただ目標達成する』ために行動する。

そして、上手くいかない方の大抵の場合、
やりたい事ではなく、出来そうな事をやっている。
だから、もし目標達成できたとしても
心からの喜びを得ることは難しい。

そして、努力や頑張りの分量と、やり切った!
目標達成した!という成果に対する喜びが比例しない。
なぜなら…
本当にやりたい事ではないからだ。

その点、やりたい事を全力でやると
やり切った!目標達成した!という喜びもひとしおだし、やっている過程での楽しみやエネルギーも心の内側から湧いてくる。

なので、あなたの人生の時間、エネルギー、資金、人脈、などを費やすのなら、
本当にあなたがやりたい事に費やしたほうがいい。

きっと人生を振り返った時、生ききったなぁ!と思えるだろう。

ただ、問題なのは
やりたい事があるのに心のブレーキがかかる場合がある。

例えば、
『やりたい事で生きるなんてひと握りの人だけだ』
『やりたい事で失敗したら人生お先真っ暗だ』
などの思い込みが根底に潜んでいるからだ。

そこに気づき、思い込みを外すことができれば、
あなたはやりたい事に全力を尽くすことができるだろう。
人は育つ環境や親や先生やテレビの情報など、
ありとあらゆる所から思い込みが創り上げられる。
思い込みのない人間なんていないし、
ネガティブな思い込みだけでなく、一見ポジティブに見える思い込みも案外足枷になることがある。

まずはあなたの心に従って行動してみよう。
一歩ずつでもいい。
その一歩を進んでいけば、振り返ったとき
あなたはやりたい事で人生を生きていることに
気づくだろうから。





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