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孫と一緒に里山の整備
厳しい寒さですが、陽だまりにいれば春を感じますね。あと一か月で春分ですから陽射しはすでに春、ならば気持ちもすっかり春です。
気持ちが春であれば、思いは野菜作りに向かいます。春に畑ですること、夏野菜の準備、そして今年の秋冬野菜まで考えは及び、頭の中は今年の畑計画でいっぱいなのですよ。
畑での野菜作りは私ができる範囲のことをしています。無理はしません。畑で力仕事が必要なときには、二人で畑に来れば十分に用は足るので、ときどきは頼んで一緒に来ています。畑の新鮮な野菜を美味しいと食べていますので、頼めば来てくれます。
でも、すごく大変なことがあるのですよ。それは里山の整備です。畑周辺の里山の整備が大変なのです。別に地主さんに頼まれたわけではありません。何となく二人でするようになりました。
「自然とは人間の手が入ってこその自然である」 里山の畑で野菜を作り始めて実感したことです。そのことがよくわかるのです。畑の周辺を整備しなければ、畑は再びセイタカアワダチソウとアメリカセンダングサと笹竹で覆われてしまいます。そんなことになったら大変です。
里山のお手入れと言いながら、初めのうちは楽しんでしていました。でも
3年目くらいから、高齢者二人のパワーでは自然の勢いに押されてしまって太刀打ちできないと、はっきりとわかってきました。野菜作りで手一杯なのです。
この小さな里山といえど、里山が持っている力は底知れないほど深く、計り知れないほどの巨大なパワーが存在していて、それが生き物を、里山全体の生態系を育てています。
一昨日、春休みになったと言って孫が手伝いに来てくれました。3人で里山で働きましたよ。私たちなら丸1日かかるところを彼は2~3時間で片づけました。畑周囲の笹竹や木の枝をノコギリで切ってもらい、ずっとノコギリでしたから筋肉痛になったかもしれません。(我が家には電動のこぎりはありません。)
背が高いので力持ちですが、畑作業には慣れていないため、孫たちは鍬で
耕すと土を周囲にばらまいてしまいます。私も初めそうでした。それでもいいのです。手伝いに来てくれるだけで有難くて嬉しいです。
食べ盛りですから、食事にも力が入ります。LINEで返事がきました。「ご飯美味しかったです!また時間があるときに伺います!」
いつでも大歓迎よ。
写真は孫にお土産として持たせた野菜たち。
ロマネスコ(まだ小さいです)と茎ブロッコリー
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芽キャベツ(大小いろいろ)も間に合って良かったです。
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見出し写真は畑から見た里山です。
お読みいただきありがとうございました。