夏の畑は天然のサウナ

今朝はちょっと寒いと感じ、起きてすぐにエアコンを付けました。しばらくして消しましたが。その肌寒さから夏の畑の猛暑が懐かしく思い出されました。

猛暑の夏には早朝に畑に行きますが、それでも十二分に気を付けなくてはならないほどの暑さを体験するのです。畑から帰宅すると衣服は汗で身体に
張り付いている状態で、その汗のかき方は、まるでサウナに入ったときと同じなのです。汗が身体から噴き出しているといった感じなのですよ。

私は10年間ジムに通い、様々なクラスを楽しみましたが、メインは何といっても、時速8.5キロで45分間走ることと、サウナと水風呂の繰り返し３セット、この二つで身体は活性化していました。

今、畑仕事ができるのはこの時のおかげであると、その時には大したことはしていないと思っていましたが、身体を動かし、運動の後にはサウナでデトックスに励んでいました。これを身体が喜んでいるのがわかりました。継続は力なりです。

猛暑の汗のかき方は、ジムのサウナと同じレベルか、それ以上であって、それくらいたくさんの汗を、夏の畑ではかくのです。そして、トレーナーさんから聞いた話では、サウナでかく汗よりも身体を動かしてかく汗の方が、デトックス効果は大きいと聞いたように覚えていますので、夏の畑の汗かきをある意味、楽しんでいたのかもしれません。畑では身体を動かし作業しながら汗をかいていました。病気予防の毒出しに励んでいたのですね……夏の畑で…無意識で…楽しみながら…

外に出るのが耐えられないような暑さと強烈な陽射しがある猛暑と、厚いコートにマフラーと帽子と手袋、完全武装しても外は寒くて震え上がるような真冬。冬に夏の衣服を見れば処分しそうになりますよね。

四季折々の移り変わりは自然の美しさに現れ、春夏秋冬の廻りを通して私たちの周囲に見えるものは変化していき、そこにもののあわれを感じたり、そこから受け取る情緒は心を豊かにしてくれたり、自然の変化を見るだけで、目は楽しみテンションも上がります。

畑を始めてから思うこと。空気を循環させているだけの室内でよくまあ
走っていたものだと…サウナと水風呂は楽しみましたが、畑とシャワーで
十分。里山の自然の中で身体を動かすと身体も心も喜んでいるのがわかりますね。