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今話題の『to...』を観に行ってきた。


こんにちは。"旅する吟遊詩人"Jongluerです。

昨日は、新聞でみかけたインディーズ映画『to…』

を鑑賞するために池袋シネマ・ロサへ足を運びました。

GW期間の一週間限定公開で、

映画がおわったらそのまま舞台挨拶に立ち会う

ことができます。

昨日が最後の日でした。

いやぁ、こころに響く映画だったな。

3本のオムニバスストーリーになっていて、

主にコロナ禍でもがき苦しむ若者を中心に

展開されていきます。

1本目は大学生のストーリー。

同じ身としてとても親近感が湧きましたし、

実際に大学ですれ違ったことがあるような人

が映画の中にいるような感じがして

なんだか不思議でした。


2本目は就活真っ只中の大学生と家業を継ぐ幼なじみのストーリー。

同じ上京してきた身としてまたまた共感。

当時の地元の友達や両親との別れ際を

思い出して思わず涙が出ちゃいました。

恋愛要素も入っていてとてもすてきでした。


3本目は売れない舞台俳優と高校生のストーリー。

すごく情熱的で、本作初の役者さんの涙には

思わずつられてしまいました。

主人公の稽古シーンのセリフは

「生きろ」そのもの。

胸をうたれました。

この3本のストーリーがコロナという共通要素

を持ちあわせて一つの映画になっています。

わたしが普段みる、展開が早くてワクワクする

ような映画ではないですが

とてもこころに残りました。

おそらくコロナ禍という現在進行形のテーマであり

人物像や景色があまりにも身近すぎて

わたしの普段の生活がそのまま

映画になっているように感じたからだと思います。

今のわたしを主人公に重ねて俯瞰することにより

"いま、わたしは東京にいるんだ"

"いま、わたしはコロナ禍で生きているんだ"

そう当たり前のことをしっかり自覚することが

できました。

なぜだかわからないけれど、

上京してからこころの中にあったわだかまりが

すっとなくなったような気がしました。

すごい映画だなぁ(笑)


昨日は3本目の役者さんと監督が舞台挨拶に来られました。

役と彼らの本当の性格がぴったりあてはまって

いるなと感じました。

とってもすてきな時間でした。


この映画をみて、コロナが最もひどかった頃

を思い出し、今このようにコロナに対して

順応に対策をとって効率の良いシステムをつくり

世界が成り立っていることに感激しました。

人間の適応能力ってすごい!

そんなことも感じながら、

自分を客観的にみれたので

なぜ今自分は東京にいるのか?

を自答して、一歩前へ進めそうな気がしています。

がんばろう!

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