【リハビリ出勤】明日から一日でも休んだらアウトだかんな?
7月最初の週。
いきなり役員から
ちょっといいか?と呼ばれた。
「ちょっといいか?」
で、いい話があった試しがない。
何か悪い話だ。
何だろう?
マンガ原稿未整理の件か?
前日やすんだ件か?
また給料さがるのか?
小暗い打ち合わせ部屋で
紙を渡された。
リハビリ出勤して一年強。
まだ毎月3日は休んでしまう。
そのことで、
「そろそろシロクロつけようか?」
と言われた。語気が強い。
でも、今考えると
当たり前か?(汗)
いつまでもリハビリ出勤で、
4時間出社してるなら、
一旦、休職に戻ろう!
まだ出社して働くには
コンディションが
出来てなかったんだよ、と。
休職?
え?休職?
もう休職期間は数ヶ月分しか、
なかったはず!
で、休職期間が満期になったら
解雇という流れが待っている?
血が頭にあがってくるのが
わかった。
解雇?
クビ?
書類を読んだ後、
ハンコを押す欄があったけど、
ちょっと、まだ頭が整理
できてないから、
一日待ってください、
と私は役員に食い下がった。
それで、
7月から9月までの3ヶ月で、
一日も、うつによる体調不良で
休んだ場合は、
休職に戻り、回復に専念してもらう。
毎日出勤できたなら、
リハビリ出勤を解消し、
正常復帰にしよう。
そう言われた。
一日も?
休職に逆もどり?
やがては解雇?
マジか?マジか?マジか?
さて、早速、
現在のメンタルヘルスの
取り組みに詳しい
カウンセラーの知人に電話した。
すると、彼女は
一年もリハビリ出勤だったんですか?
本当に?と、
そこがビックリだった(汗)。
私も会社も、今まで非常識に
悠長過ぎたんですね(汗)。
まあ、もうこの際、
毎日出勤、やっちゃえますよ、
大丈夫ですよ、
そう励まされた。
このカウンセラーの知人は
いつも私をノセてくれる。
でも、さすがに今回は
まだ自信がない。
3ヶ月、一日も
体調不良な日がないなんて、
現状からは考えられない。
今度は通院してる精神科医に
聞いてみた。
まず書類をみせたら
ああ、これは何度も見てきたよ、
社労士さん辺りが出してくる
脅しの書類ですなあ。ははは。
ここは、地を這ってでも
通勤しましょうね!
自宅で(いける・いけない)の
ジャッジをしない。
あくまで会社に行き、
椅子に座る。
ね?
主治医はニッコリ。
私はそうかあ、仕方ないかあ。
と腹を決めた。
一年も半人前で
居させてくれた奇妙な会社。
でも、この展開は急過ぎえへんか?
感謝と絶望で頭は真っ白だ。
と、いうのが、7月冒頭。
さて、改めるべきは何か?
よくよーく考えました。
必死で考えました。
まずは、毎日の下痢を無くす。
冷たい飲み物と
揚げ物料理はやめる。
天敵のような、
あのお局様には
とにかく接触しない、
毎日ビクビクしない。
毎日堂々と生きる。
でも可能な限り天敵とは
接点を持たないで働く。
でも堂々と生きて、
夜の睡眠が深くなるようにする。
何か動揺する事柄があると、
寝ても無意識に
そのことを考えていて、
眠りが浅くなる。
すると、体が疲れやすくなる。
それを無くすことしかない。
深い睡眠が私の幸せをくれるんだ。
お局様にビビるなよ。
私にそんな勇気をくれたのは、
お恥ずかしいけど、
その時に観てたドラマ
『六本木クラス』(笑)。
死んでいく父親(光石研)に
「お前は堂々と生きろ!」
と言われる主人公、竹内涼真。
なんか、あまりに
通俗な影響で恥ずかしいけど、
私にはその台詞が
ビシッと入ってきたんです(笑)。
ホントはもう少し、
文学っぽくしたかったのに、
現実の私は、あまりに通俗なんだなあ、
恥ずいわあ。
でも、「堂々と」の言葉を信じ、
今日もまた、体調好調な日。
7月8月9月の3ヶ月トライアル。
まだ休まず、1ヶ月半が過ぎた。
今日も出勤しました。
ふ〜。まるで綱渡りの日々。