【本曜日】付き合う男とは、本屋に行ったほうが良いすね(笑)
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「週に一度は書店に行きましょう」
そんな願いを込めて
東京書店組合がスタートさせた
「木曜日は本曜日」キャンペーン。
毎回、案内人が変わって
ベスト10冊をセレクトし、
その本たちへの愛を語ります。
その一週間は、
東京書店組合に加盟中の書店の
店頭に実際、置かれています。
さあ、今日は６回目の木曜日。
案内人は、若手エッセイストの
岸田奈美さんです。
どんな10冊をセレクトしたのでしょう。
①水野敬也『LOVE理論』
②二村ヒトシ
『なぜあなたは
「愛してくれない人」を
好きになるのか』
③近内悠太
『世界は贈与でできている』
④『向田邦子ベスト・エッセイ』
⑤漫画『こち亀』全201巻
秋本治
⑥さくらももこ『もものかんづめ』
⑦林明子『こんとあき』
⑧漫画『波よ聞いてくれ』全９巻。
沙村広明
⑨児童書『ズッコケ文化祭事件
〜それいけズッコケ三人組』
那須正幹
(10)小国士朗『笑える革命 笑えない社会課題の見え方が、グルリと変わるプロジェクト全解説』
ダウン症の弟、
車椅子ユーザーのお母さん、
お父さんの他界、
当事者ゆえにそれらを面白く描いて、
今や時の人になった、
エッセイスト岸田奈美さん。
このセレクトもまた、凄い。
私は、向田邦子くらいは
読んでましたが、
まだまだおもしろい本が
いっぱいなんですねえ。
ざっと見たところ、
恋愛のメカニズムについて
探求心があったり、
世界の仕組みについて
貪欲な好奇心をお持ちだ。
今回の特徴は漫画が、
２タイトルもセレクトしてるのも
今までなかった。
漫画『こち亀』は面白いのは
まあ、誰だって知ってますが、
『波よ聞いてくれ』はラジオにまつわる
熱くてエモい青春ストーリー。
これは漫画好きなら知る名作。
読みたいなあと思ったのは
『世界は贈与でできている』
『なぜあなたは愛してくれない人を
好きになってしまうのか』
『笑える革命』かなあ。
岸田さんは自由で好奇心旺盛な
選球眼をお持ちなんですね。
私なんかもう明日から
本好きです、なんて名乗ったら
嘘になりますね。
毎回、いい刺激をもらっています。