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【幸せ】周りを満足させるのが、自分が満足することに?

また、大好きなドラマを観てしまった。

『コントが始まる』は
本当に心に刺さるドラマですが、
今日は、第9回を観てたんです。

その中にこんなセリフがあるんです。

「周りの大切な人を
満足させてみようって思うんだ。
もしかしたら、
周りを満足させる生き方が
できた時に、はじめて
本当の意味で
自分を満足させられる気がする。」

菅田将暉が主演、
神木隆之介、仲野太賀、
有村架純らが脇を固めるドラマです。

先に引用した台詞は、
菅田将暉の兄の言葉です。
ズッと長らく引き籠もりで、
家族を苦しめ、自らも苦しんでた
お兄さん。
そんなお兄さんが
やっと引き籠もりから這い出し、
実社会に出始めた場面。

弟で芸人の菅田将暉は
兄がようやく引き籠もりから
抜け出したことに喜び、
これからやっていけそうか訊いたら
兄の口からは、
こんな言葉が返ってきたんです。

これからは、
周りの人を満足させるために
生きていけば、
最終的に、いつか、
本当に自分を心から満足させる
人になれるんじゃないか?
今はまずそこを必死にやる。
多くは望みすぎないで。

「自己啓発」や
「自分らしさ」などは
いったん脇に置いといて、
また、いつか出会う誰かのために、
といった、綺麗ごとでもなく、
本当に引き籠もりで居場所がなくて
苦しんだ人の言葉として、
改めて振り返ると、
本当ピッタリな言葉使いだなあ、
そう感じますね。

このドラマの脚本家は、金子茂樹さん。
オーバーな、派手な言葉使いをしない、
リアルなシナリオで定評高い人。

周りの人を安心させ、
不安にさせず、
満足させる。
そんな風に生きられたなら、
たくましい生き方、
地に足がついた生き方ができそう。

欲張り過ぎないで、
狭い日常をきちんと送る、
これ、意外と難しいんですよね、
人間はつい、欲張り過ぎ、
綺麗ごとに包もうとするから。

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