【人生】障害ある人は人生を諦め、ただ生きろというの?
「障害のある人は、人生を諦めて
ただ生きていけばいいというのか?」
今クールのドラマ『アンメット』で
記憶障害の脳外科医(杉咲花)が
同僚医師に問い詰められる初回。
印象的な場面でした。
人生を諦める?
という問いかけは、
発達障害(うつの一種)で
左遷部署に配属されて以来、
まるで諦めたように生きてきた私にも
グサッと突き刺さりました。
生き甲斐とかは諦めて、
生活のためにとにかく働く。
仕事のやり甲斐は
まずはいったん忘れておく。
この4年近く、
そんな生き方をしてきました。
今は、食べることと、
好きな本を読むことが
生き甲斐です。
そうしていると、
心は贅沢にできていて、
果たしてそれで本当にいいの?
そう問いかける私が
じつはずっといました。
ずっとずっといました。
後ろめたかったんです。
周囲にいるウツ病の人が
完全に回復したりしていくと、
私だけいつまでもウツが
治らないのは悲しいな、
そう忸怩たる思いがありました。
でも、もう最新のデバイスに
ついていく必要がある
編集業に就くのは、やはり
もう諦めるしかない。
いや、営業にもいけまい。
会社には居場所がない。
じゃあ、どうしたらいいのか?
私はそこを考えて辛くならないよう
逃げていたのかもしれない。
だから、そんな私には、
ドラマ『アンメット』の
初回の問いかけは、
ビビビって衝撃が走りました。
私は最近ずっと人生を諦めて、
ただ生きていたのかもしれません。
さあ、気づきました。
今後はどうしたらいいんだろう?
どうするのがいいんだろう?
こういうのは、
機が熟すように、
じっくり待機していることしか
できない気がする。
焦らないでいよう。
まだ、人並みには働けない。
自分でも歯がゆいくらい、
まだまだ疲れやすいんです。
ちょっと一週間、
校了で根をつめたら、
すぐに寝込みますから。
人は抱える病気の段階も
みんなそれぞれ。
だから、
ただ生きるということすら、
大変難しく、立派だったりもする。
だから、ただ生きることだって
立派なことじゃないか?
どこが悪いというのか?
そんな気もしてきました。
病いも人それぞれかあ?
ただ、言えるのは、
どんなことがあっても、
人生は諦めないでいよう!
とにかく諦めない。