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【読書イコール悪?】危ないオトナになるための悪の入門ベスト5

危ないオトナになるための
不良入門ベスト5!

本というと、
一般的には、教養やスキルを
育てるためのものという
真っ赤に間違った?前提がある。

でも、本当にそうだろうか?
本当にそうなら、
存在するはずがない本たち、
また、それがベストセラーに
なるはずがない本たちがある。

要するに、美しく魅惑的な悪を
写し込んだ本もこの世には
存在するわけですね。

たとえば、
中島らも。
彼のドラッグに関する本も
そうですし、
酔っ払いのための賛美本もある。
名作『今夜すべてのバーで』。
これは、読書イコール善、
と考えてる人には、
理解されない悪の煌めきがある。

他にもありますね、
悪の入門書。
阿佐田哲也『麻雀放浪記』。
麻雀がわからなくても読める、
人生を賭け続ける青春小説。

海外では、
ゴリゴリの無頼作家
チャールズ・ブコウスキー
『ありきたりの狂気の物語』
決して私小説ではないけれど、
酔いどれたブコウスキーが
モデルと思われる作品は
破滅を楽しむ人間が描かれる。

おっと、乱歩を忘れてましたね。
『芋虫』『陰獣』『押絵と旅する男』
『パノラマ島奇談』などなど。
江戸川乱歩には、
推理小説というよりは、
エログロでかつもの哀しい作品が
いっぱいあり、しかも
今もなおファンが多い。

悪といえば、
中村文則の『銃』や『掏摸』も
非常に危ない人間心理が
縦横無尽に書かれていますね。

まだまだ、悪の魅力を
存分に書いた作品はきっと
いっぱいあるでしょう。

そうじて、
アルコール中毒や
ドラッグの魔力や
危ない心理や
エログロなエレジーなどを
妖しく描いた作品はいっぱいです。

読書イコール善、
という偏見、先入観を
たまには忘れてみるのも、
いいかもしれません。

なぜかって?
読書は、現実から自由に解放される
ことが一番大事だから、です。

読書イコール自由!
自由こそ、人間にとって
一番大事で必要なことだから。

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