読書のデメリットは!?
読書にはデメリットがある。
知識や哲学がどんどんたまり、
頭でっかちになりまくり、
虚栄心とプライドが嵩まり過ぎ、
テングになってしまう時です…。
これ、本末転倒ですよね。
本来は、読書のメリットは、
自分の小ささを噛みしめること、
ではないか、と思うんですよ。
あるいは、世界の大きさを
噛みしめることでしょうか。
でも、わたしは20才頃、
読書のデメリットで、
プライドばかりが肥大して
醜い虚栄心のかたまりでした。
20才当時、
現実は生き難い世界でしかなく、
そこでできた、数え切れない
傷や誤解やひそみ、
或いは、満たされない、
共有欲や征服欲を、
持ち込める場所はただ一つ、
本の世界、だけでした。
あれはあれで、
仕方なかったのかなあ。
醜い自分は、あそこにしか
居場所がなかった気がする。
責めるのは、可哀想かな。
よくまあ、今は、
人並みに、大人のフリをした、
人間もどきという生き者になれたかな。
(汗)。
読書は、
自分の小ささを痛感し、
世界の大きさを痛感することが
ゴールではないかしら。
…なんて、
わかったような顔をして
訳知り顔に生きてきて、
noteなんて書いていますが、
な〜に、ツギハギだらけの、
私は、
途方もなく小さい存在であることは
たかだか50年くらい生きても、
中身はまだまだ変わっちゃいない。
自分は、
20才のときも、今の私も、
クオリティはたかだか知れていて、
悲しく笑ってはにかむしか、
ないのでしょうか(笑)。