【歴史】ロシアは100年前の日本にそっくりだ?
100年前、ある国がありました。
1931年、
他国である中国に侵攻するため
鉄道事件を起こしました。
満洲鉄道のレールを爆破したんです。
(満洲事変)。
これは国際的に大きな批判を集め、
1932年、リットン調査団が結成、
満洲事変を調べに満洲に
やってきました。
調査団の報告書は、
日本の行為は尊重?しつつ、
一部は非難しました。
国際的な効力はありませんでした。
国連も日本を良しとはせず、
でも実力行使はしませんでした。
その後、1932年、
日本は満洲国を作り上げ、
中国侵攻の足掛かりにしました。
それから、1933年、
国際的に非難を浴び続けるも
満洲国はアジアの繁栄のため、
満洲人の独立のため等を唱え続け、
孤立に孤立を深め、
国際連盟を脱退し、
ますます孤立していきました。
これは、たかだか100年前の
日本が犯したアジア侵攻と
国際的な孤立の顛末です。
これは、まるで
プーチン率いるロシアの
やり口とよく似ています。
というか、ほぼ同じです。
それにしても、隔世の感なのは、
今は、他国は黙ってはおらず、
ウクライナへの支援も
オンタイムで進んでいます。
満洲事変の時には、
中国のために、
他国がもっと本気で
日本を叩き、
中国を支援していたら?
リットン調査団は
現実的な力があまりなかったことが
悔やまれます。
それから、20世紀初頭は
日本人の間には、
ヨーロッパ文明に
対抗し、打ち勝つため、
アジアが一丸になることが
必要だという思想が
しばしば叫ばれました。
そのために、日本が何を
してもいいはずもなく、
そのリーダーに日本がなるとは
勝手ないい分でしたが、
ヨーロッパやアメリカ、ロシアの
脅威が先に来てしまい、
日本の立ち位置について
議論はされませんでした。
「歴史は繰り返す」とは
よくいったものです。
ですが、繰り返してるだけ、
ではないですね。
オンタイムで、
地球の様々な国が
ロシアやウクライナが
何をしているか、
何をされているか、
映像が次々に残されていきます。
100年前の日本でも、
もう少し、陸軍の計画が
世界にとってガラス張りになってたら、
海外の国や団体がもう少し
強い力で向きあっていたら、
日本は大きな戦争に
泥沼式にハマっていかなかった、
かもしれない、、、、
いやいや、
歴史にイフは無意味でしたね。
ただ、ロシアの蛮行に
どう向き合うか、
日本の二の舞いにならないよう
観てることにしましょう。
それから!
こんな時にこそ、
ロシア文化を知るためにも
ロシア文学でも手を伸ばしましょうか。