うまく主張する人は〇〇〇な表現
あなたは、自分の主張を相手にうまく伝えられますか?
あなたは、相手の主張に丸め込まれていませんか?
ワタシは、自分の主張を相手に伝える場合に、
自分が主導権を取ろうとする傾向があります。
相手やシーンによっては、ワタシの事を、
「攻撃的」「威圧的」と感じることもあるでしょう。
逆に、
・ 上司や知人からの頼みを断れない
・ 言いたいことが言えない
・ 「本音を言っても仕方ない」とあきらめる
という人も多いと思います。
そのどちらでもなく、
・ 自分の気持ちや考えを大切にしつつ、
・ 同時に相手の気持ちや考えも尊重する、
・ 自他尊重のコミュニケーション
を、アサーションと呼びます。
アサーティブな自己表現を身につけると、
いろいろな効果が得られます。
サイコーですね。
そんな自己表現の方法を教えてくれるのがこちらの本。
さまざまなシーンを題材に、
・ 攻撃的な反応
・ 非主張的な反応
・ アサーティブな反応
を紹介しているので、
具体的なイメージがしやすいです。
アサーションは先天的な資質ではなく、
あくまで「スキル」なので、
いくつになっても身につけることができます。
その中でも、
すぐに使えそうなテクニックを2つご紹介。
それは、
「私メッセージ」と「DESC法」。
まずは、「私メッセージ」。
たとえば・・・
✕ 「あなたは間違っています」
○ 「私の考えは、あなたの考えと違います」
「あなた」を主語にすると、
攻撃的な言い方になります。
「私」を主語にすると、
攻撃的にならずに、
自分の意見を主張することができます。
同じように、
✕ 「あなたの説明が分かりにくかったので、
もう一度説明して頂けますか?」
○ 「私は、今の説明を十分に理解できていないので、
もう一度説明して頂けますか?」
前半の言い方が違うだけで、
ずいぶんニュアンスが変わります。
次に「DESC法」。
D : Describe(描写する)
E : Express(表現する)
S : Specify(提案する)
C : Choose(選択する)
の頭文字を取ったものです。
例えば、
会議が長時間続いて、
終わる気配がない場合。
<攻撃的な表現>
時間の無駄なので、会議をやめましょう。
<非主張的な表現>
(黙って耐える)
<DESC法によるアサーティブな表現>
会議が始まってから、
2時間以上が経ちました。
私が集中力が切れて、
考えを整理できなくなってきました。
各自の課題を持ち帰って、
後日に再検討しませんか?
もし今日中に結論が必要なら、
しばらく休憩を入れてはいかがでしょう?
このように表現すれば、
無用にカドも立たず、
自分の主張したいことも伝えられそうですね。
ご興味のある方は、ぜひお試しください。
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