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天寿を全うする日まで

2023年もあと3日となりましたね。

今年は私にとって色々大変な一年でした。

一番の衝撃は父が7月7日の七夕に他界した事です。

お父さんっ子だった私にとって、いつか来る日だと思っていましたが、やはりショックでした。

父は要介護5で施設に入っていた為、私が最後に父に会ったのは亡くなる2日前でした。

誤嚥性肺炎で痰が絡み苦しそうな顔をしていて、いつも苦しい思いはしたくないと言っていた父だったから、これからどうすればと不安で苦しかった…。

そして七夕の朝、施設から連絡があり朝4時のチェックの時は普通だったのに5時のチェックの時には呼吸が止まっていましたと連絡がありました。

痰の絡みも治まり穏やかに眠りながらの最後でした。

父の顔があまりに穏やかで、穏やかで、最後に立ち会えなかったけどこれで良かったんだと思えました。

悲しくて寂しくてでいっぱいになった気持ちが、父の顔を見ていると「あゝこれはこんなに悲しむ事ではないんだ、苦しさがやっと終わったのだから、歩く事も美味しい物も食べれなかった89歳の身体からやっと解放されたのだから」

身体が無くなり父に会う事は出来なくなってしまったけど、きっと父は今自由に行きたい所に行って、会いたい人にあっているのだと。

会って話しが出来なくても、父ならこういう時きっとこういうだろうがしっかり伝わって来る。

天寿を全うするってこういう事なのだろうと、穏やかな穏やかな父の最後の顔から教わった気がしました。

身体は魂の入れ物で(ガンダムみたいな物だと)魂で身体を使って人生を歩む。

魂を磨くために身体があり、その為に生まれて来る。

父の死から私なりの死生観を学んだ
年となりました。

なんだかちょっとズッシリな内容となってしまいましたよね、ごめんなさい。

こんな内容なので一応言っておきますが、何の宗教にも属しておりませんし、これからも属する気はありませんのであしからずです。


今年は父のお陰で私の魂を少し磨く事が出来た年なのかもしれません。

これから私自身、どんどん年を重ねて色々故障が出て来るであろうこの身体を使って、動ける事を感謝しながらまだまだチャレンジして行きたい!

さぁ、2024辰年はどうして行っちゃおうかな!

天寿を全うするその日まで、私なりに魂を磨き続けますよ!

noteの皆様、来年もよろしくお願い致します。

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