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最近の学び
セラピストはクライアント(患者さん)に
【マッサージをする者】ではなく
【家に帰るための不安を理解する者】になること
そのためには、自分が何者かを伝えること
恋愛で例えるとします
好きな人がいて、
付き合うにはプロセスが必要です
何者かもわからずに
【見知らぬ女性に好きです付き合ってください】と言った結果は多分わかりますよね?(笑)
高確率で、付き合いません
付き合ったとしても
【違う目的での関係性】になります
自分は何者だということを相手が理解し、
話合いをするから、相手も興味•関心を持ち
お互いに【好きという信頼関係】が生まれる
結果、長く付き合うことができるのです
目的が変わる恋愛話が
医療現場で頻回に起こっているのが僕の印象です
書いている僕もそうでした
リハビリは、病気になってできなくなった生活が改めてできるようになること
患者さんの困っていることを理解して、
解決につなげるための方法を
考えていくことがリハビリの仕事です
特に
作業療法士は
生活場面で再びできるように考える仕事です
しかし、世間は作業療法士を認知していません
なので、患者さんには
作業療法士についての説明が必要となります
作業療法士という職種を
説明せずに、いきなり体をほぐしてしまう
世間話ばっか話してしまうと
患者さんは
作業療法士のことを【マッサージをする人】
または、
雑談をする人と捉えてしまうのです
【違う目的での理解者】になってしまいます
【マッサージの人】って認識しているので
困っていることなどの真剣な話を急にすると
患者さんは
え、なんでそんなことを話さないといけないの?
となってしまう可能性があります
患者さん側は、
マッサージをした上での関係性なので、
【マッサージの人なのに、マッサージしてよ】
と捉えているので
本来の
目的である
【不安を理解し解決する信頼し合う関係】
になるのが難しいのです
【マッサージの人】にならないためにも
まずは
自分の役割や話をする理由を最初に伝えることで
【在宅復帰への不安を理解し、信頼のある者】を築くことが大切です
だからこそ
私はこういうものです!ということを伝える
相手への前置きや自己紹介といった準備が
必要だなーと最近本を読んでつくづく感じました
本日はクリモトさんのイラストを参考にしました
ありがとうございます😊