見出し画像

美しさとは

昨日は悪天候の中、どうしても済ませなければならない用事があり朝から夫と一緒に都内へ出かけた。

無事用事を済ませて帰る頃にはお天気も落ち着いてきた。

せっかく都内へ来たんだからと寄り道して行きたい欲がムズムズと湧いてくる。

たしか松濤美術館は金曜日は60歳以上は入館料が半額になるはず、、ということで急遽渋谷の松濤美術館へ行くことにした(ちなみに私はまだ割引にはならない🤭)

111年目の中原淳一展

ずっと行きたいと機会を伺っていたが、9/1までというまたしても会期ギリギリで美術館へ飛び込んだ。

毎週金曜日は区民無料ということだが、台風の影響もありそんなに混んではいなかった。


竹下夢二の流れを汲むようなモダンで美しく大きな目が特徴の素敵な女性像。

戦前、また戦後の女性たちの間ではさぞ人気があったであろうことが伺えた。



ゼイタクな美しさでなく、神経のゆきとどいた美しさ。
理知の眼が自分をよくみている美しさ。
そんな美しさを生み出していただきたいのです。

中原淳一
「ひまわりみだしなみせくしょん」


頭をがーんと殴られたような気持ちにさせられる。これが美しさを追求している芸術家の考え方なんだな。

大雑把な私が美しさとは無縁になってしまうのはこういうことなんだと納得する。

ゼイタクな生活もしたことがないけれど。まぁそこは今は関係ないか。。

今からでも、人に不快感を与えないような、そして何よりも自分が心地よく暮らしていけるように神経のゆきとどいた美しい暮らしというものを頭の片隅に置きながら生活していきたいと思った。

台風接近の中でも行って良かった。




※中原淳一展とは関係ありませんが、今回知人との待ち合わせ場所となった『明日への神話』巨大壁画を実際に観て感銘を受けました。

渋谷マークシティ連絡通路内
『明日への神話』巨大壁画
『明日の神話』は原爆の炸裂する瞬間を描いた岡本太郎の最高傑作

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?