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午前、雨

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走り書き。結末不明 途中で終わるかも・・ 初心者ゆえ気長にお願いしますね。
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#短編小説

午前、雨

午前、雨

風雲急...20

さやかは鮎子の元へ駆けて行った

さやか「理奈の事 わかった?」
   「早くしないと 次の"犠牲者が・・」

鮎子 「 ハーバードで治験の結果があって」
   「突き落とし症候群に対して
    有効な治療法は・・あるわ」

さやか「何?」

鮎子 「突き落とすの、本人を」
さやか 「はっ?」

鮎子 「物理的に本人に"痛み"をわからせる
     事によって本質を理解させる

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風雲急...19

一瞬の静寂の後 ・・

うぉぉーー  少しずず地鳴りのような

反響が こちらに攻めてくるのがわかった

校舎の半分から 顔がこちらに向いていた

異様だった  その後

間髪を入れず 立本が

ほんと アイツバカっ

自分で ウェーーいい とか何か叫びながら

叫んだ弾みで また池に落ちていった・・

また 生徒たちも歓声を上げ

何とも収拾がつかなくなってきた

午前、雨

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風雲急...17

さやか「トシヤ久しぶりだね」
トシヤ「昨日も会ったじゃん」
さやか「そうだね」

「イカンいかん 」さやかは足早に
トシヤの元を離れ 理奈の方へ向かった

急ぐ時の階段は2段跳びに限る
3段跳びを入れるとタイミングがズレる

さやかの自問自答だった

とにかく急いでいた

早くしないと 理奈の"今カレ"が犠牲になるかも

そんな思いが頭をよぎった

午前、雨

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風雲急…16

さやかは理奈を不憫に思い始め
何とか助け出したいとも 考えたりした

もう一度 鮎子のもとを訪ねた
さやか「あのままなら理奈はどうなるの?」
鮎子「彼氏と別れるたびに突き落とす衝動が
   抑えられなくなると思うわ」

さやか「一生?」
鮎子 「うん もっとひどくなるかも」
鮎子「池ならまだいいけど・・他の場所なら・・
  ヤバい。。」

さやか「治す方法あるの?」
鮎子 「心理学

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午前、雨

晴れ時々どうしよう...1さやかは教室に戻ると
数学部の鮎子が駆け寄ってきた

鮎子「ねぇねえ さやか本当なの」
さやか「何が?」

鮎子「トシヤの事、落ちたアレ」
さやか「池に?」

鮎子「そうそう、アレ調べたんだ」
鮎子「論文とか ざっと調べたら出できたんだ」
「学術誌のネイチャーにあったんだ」

さやか「よくわからん。とりあえずパン食べる」

鮎子「理奈は突発的に出た行動のようで、そうではな

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晴天なり  14少しばかりの時間がたったところで
店の奥から トシヤが申し訳なさそうに出てきた

トシヤ「どうかな・・」 
さやか「何が?」
トシヤ「借りた服で言うのも悪いんだけど」
トシヤ「ズボンが赤い半ズボンなんだよ」 
さやか「カワイイじゃんw」
トシヤ「これで家まで帰れないよ」
さやか「トシヤがピノキオになったw」
トシヤ「・・どうしよ・・」

さやか「しょうがないね 暖炉で服 乾かそ」

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晴天なり  13「大丈夫ですか?」

カフェの店員さんが声をかけてきた
トシヤ「あ、大丈夫です。」

さやか「大丈夫なわけねーよ」
「あのーすいません、少し暖炉の前で服を乾かしていいですか?」

店員「よろしければ、お店の制服がありますので、着替えられますか?」

さやか「ほんとですか!ありがとうございます」
さやか「トシヤよかったね 着替えなよ」

トシヤ「うん、、」

さやか「お姉さんと同じ制

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晴天なり  12さやかは 急いで扉を開け放ち
外に飛び出た

理奈
「こうすれば もっとアタマ冷やせるでしょ」
「さよなら」
理奈は手短に冷たく言い放った

トシヤは 池に突き落とされて
岸辺にようやくたどり着いたとこだった

さやか
「トシヤ大丈夫?」
トシヤ
「うん 大丈夫だよ なんかカッコ悪いわ俺」
さやか
「そんな事ないよ それより怪我とかしてない?
トシヤ
「ありがとう大丈夫だよ」

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反撃なる  11「あいつ マジふざけてるし あいつ呼び出そうか?」
さやかは そう問いかけると

理奈は「めんどくさいからいいよ」..と
そっけなかった。

続けて「めんどくさいのはトシヤだよ なんで手紙さえ渡せないの?私たち付き合ってたよね?
なんで?」
また鷹の目が復活し その目でトシヤを睨みつけた

また沈黙の時間が流れた

そして「ちょっと外で話してくる」 と言って
理奈はトシヤと2人で席

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反撃なる  10トシヤは下を向いたまま、言葉が出てこなかった
顔を上に上げるチカラも出てきそうにない

さやかは親友の理奈の望みどおりに
作戦を立案し実行したのだったが

さやかの思うような"爽快感"は全くなく
緊張した沈黙感だけが空間に漂っていた

理奈だけは違った思いがあり
わたしを何の連絡もなく"振った"
トシヤへの復讐心がふつふつと沸騰していた

鷹の目のようにトシヤを睨みつける理奈
下を

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反撃なる    9約束の時間の20分前に 
さやかは着いた

こう見えて 遅刻は嫌いだ

時計台に向かって歩いて行くと
大きく手を振る人が見えた

トシヤだった

少し照れたのでわざと知らないふりをして
通り過ぎたら アレっ・・?て感じで

きょとんとしてたので
「うそうそ、ゴメン気づいてたから」
「来てくれてありがとう 待った?」

トシヤは「いや 今きたとこだから大丈夫だよ」
笑顔でそう答えて

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反撃なる陸上部は 丁度休憩してるようで
グラウンドでそれぞれストレッチをしたり
休んでたりしていた

そのまま進むと 自販機の横で
座ってる人影が見えた

立本だった

「あのーさっきゴメンね」
さやかは、そう声を掛けた

「うん 全然いいよ そうだ これ飲む?」

立本はいきなり缶コーヒーを渡してきた

「わぁ ありがとう」
瞬間的にそう答えた そう答えるのが
正解なのかわからなかったが

私は

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反撃なる
息を切らしてるのと対照的に
トシヤは自分と向き合ってるように見えた

真剣な眼差しでストレッチに取り組み
黙々と課題に取り組む姿を見て

少しの間 凝視した

計算立てるのが得意な、さやかだが
手紙を渡すタイミングを躊躇した

そうだ     立本だぁ

ここは柔軟になろう
頭の体操にもなる

こんな時の さやかの行動は早い
今度は 3段飛ばしで階段を駆け下がった。

午前、雨

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反撃なる  2やりすぎちゃった、、w

手紙を託した相手は
トシヤと同じ陸上部の立本だった

さやかは時々こういうことをしたくなる性分みたいだ、少しの小芝居をうった。 

「中庭に来てくれませんか?」
そう言って立本を中庭に呼んだ

「これ 普段言えない気持ちが詰まってるん・・
でーーハイっ」

そう言って立本に渡した   ら

「お 俺に ま、マジ ありがとう」

「立本間違えた ないない!渡す

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