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【エッセンス】無理の構造


2021/12/3

【 理不尽なことが起こる原因 】
自然な流れや法則に従っている。
どこかに無理がある。
無理の構造を明らかにすることで、理不尽な根本原因を突き止める。
理不尽なのは、世の中ではなくて、私たち人間の頭の中である。
人間は、身の回りの事象を法則やルールで表現することで賢くなってきた。

そんな世の中を支配する一般的な法則が「 理 」である。
理不尽とは、一般的な法則や「 あるべき姿 」と反している。
「 理にかなってる 」状態 ( あるべき姿 ) と実体とのギャップが理不尽さの根源にある。

理不尽さの元凶は、私たちが「 本来、同等でないモノを同等だ 」と思い込んでいることに気付いていないことである。

左右対称には、違和感がなく、上下対称には、違和感がある。
左右になく、上下にある見えない存在が、重力である。

増やすことに抵抗はないが、減らすことには大きな抵抗を示す。
変えることよりも変えないことを選ぶ。

時間の不可逆性とは、自然の状態へと戻っていくことだ。

すべての人には、自分という中心が存在し、自分をベースにしてモノを見て思考する。

私たちが世の中に抱く理不尽さは、起こっている現象が原因ではなくて、自分たちの頭の中にある。

コミュニケーションにおける最大の問題は「 それが達成された 」という幻想である。

世の中は「 不公平である 」という前提を置く。
人生は不公平にできている。

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