【本要約】なぜ僕らは働くのか
2022/3/31
仕事ってなんだ?
□仕事は誰かの役に立つこと
私たちが生活をするとき、そこには必ず、人と人とのつながり合い、助け合いがある。
私たちは、誰かの仕事に助けられて生きている。
何かやりたいことや困ったことがあったときに、自分ではできないこと、労力や時間を割けないことを、他の人がする仕事に助けてもらう。仕事による助け合いのネットワークの中で、私たちは生きている。
私たちは1人で生きていくことができない、だから、生きていく上で、必要な手助けが仕事として存在している。
なぜ僕らは働くのか?
その答えの一つは、助け合いで作られるこの社会の一員になるためだ。社会の中で助けられるだけではなく、自分も自分ができることをして誰かの役に立つことで、社会の一員となる。
□世界は仕事でつながっている。
一つのものは、いろいろな人の仕事はでできている。
例えば、ラーメン屋でラーメンを頼んだとき、目の前にあるラーメンは、日本国内だけでなく、世界中の人々の仕事によってできている。私たちは、日本や世界で働く誰かと、知らず知らずのうちにつながっている。
私たちが生活している中で、普通に買っているもの、使っているもの、目にするものは、ずっと前から、そこにあったわけではない。世の中で当たり前に存在しているものはない。
多くのものが、誰かの仕事によって作られたもの、誰かの仕事によって提供されたものである。
一人一人が仕事をして、その成果のおかげで、私たちは、便利で快適な生活を送ることができている。
□お金と仕事の関係
お金を払うのは「 ありがとう 」の意思表示である。
仕事は誰かの役に立つもので、誰かがしてくれた仕事に対してのお礼が、お金を払うことである。
世の中は、仕事によって助け合いのネットワークができていて、仕事に対しては、お金を払うことでお礼の気持ちを伝えるルールになっている。「 お金を払う 」ということは「 その金額分の価値がある 」と思っているという意思表示でもある。
私たちは、商品やサービスにお金を払うとき、大枠では、形あるものが商品で、形がないものがサービスである。カフェでコーヒーを飲むとき、コーヒーは商品で、カフェでくつろぐのはサービスである。
お金を直接的に払わなくても受けられるサービスがある。火事の時の消防士、ゴミの日のごみ収集員には、税金を通して、間接的に支払っている。警察官、公立学校の教師などの公務員に対しても、税金を通して支払っている。
テレビはCMによって無料で見られる。テレビCM以外にも、新聞、電車の中、SNS上など、世の中には広告が溢れている。広告があるおかげで、使う人がお金を払わないで済むサービスもたくさんある。
直接的ではないお金の流れが世の中にはある。
お金のやりとりがあるということは、そこに誰か仕事をしている人がいる。
どうやって働く?
どうやって生きる?
□仕事と生活は切っても切れない。
生きていくためにはお金がかかる。
お金を稼ぐためには仕事をしなければならない。
仕事は、本人の時間・場所・気持ちを大きく占める。
仕事は、お金を稼ぐ手段としてだけではなく、自分の人生に大きく関わる。
仕事は、人生に大きな影響を与える大事なものである。
そこで、仕事と生活のバランス、ライフワークバランスが重要になってくる。
仕事と生活のバランスは、個人によって異なるので、自分の価値観に応じた形にコントロールしていくことが必要となる。
大事なことは、みんなが同じように働くことではない。
自分らしく、無理なく働き、幸福な生活を送ることである。
好きを仕事に?
仕事を好きに?
仕事は誰かの役に立つことである。
人は、誰かの役に立つことで嬉しさを感じられる生き物でもある。
仕事をしていて嬉しくなる瞬間を経験することで、モノの見え方や考え方、価値観が変わっていく。
仕事で、人は成長していく。
仕事を通していろいろな人に出会い、いろんなことを経験すると、「 自分は今後どう働いていくべきか 」「 どういう仕事をできたら自分にとって幸せなのか 」がハッキリしてくる。
夢ややりたいことも、ドンドン変わっていく。
幸せに働くってどういうこと?
どんな仕事だって、この社会の中で欠かせない素晴らしい役割を担っているはずだ。
計画された偶発性理論
良い生き方・働き方ができる人は、いい偶然を、自分の力で掴める。
① 好奇心
・新しいものにワクワクする姿勢
・新しいものに飛び込もうとする姿勢
② 持続性
やり遂げる
③ 柔軟性
過度なこだわりを持たず、他の人の意見や新しい視点を、積極的に受け入れる姿勢
④ 楽観性
・新しい挑戦をするときや、挑戦を続けても結果が出ない時は、不安になる。
・不安に負けず、ポジティブな姿勢でいる。
⑤ 冒険心
・せっかく興味を持っても始めなければ意味がない。
・一歩踏み出してみる心である。
・挑戦の結果が分からなくても、リスクがあったとしても、自分がやってみたかったら行動してみる。
命がいつか果てる人にとって「 時間をどう使うか 」というのは「 命をどう使うか 」と同じことである。
自分の人生の主役は自分であり、生き方の決定権は自分にある。
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あなたの琴線に触れる文字を綴りたい。