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なぜ、占い師は信用されるのか

20240720

コールドリーディング
全く事前準備してなしで初対面の人を占うこと
人の心をその場で読むこと

相手の過去・現在・未来や相手の考えていること。言い当てる
みんなこの人は私のことをわかっていると相手に思わせる

会話しているときに、自分の手のひらを見せる。
相手の話に合わせてうなずくのではなく、相手の吐く息のリズムに合わせて、うなずく。

人は自分のことに一番関心がある。
だから、 相手のことをたくさん話させれば、どんどん情報を提供してくる。

「あなたは少し人に対して心を閉じてしまっているところがある。でもそれはもったいないことだね。あなたは本当はずっと愛情深いし、人を楽しい気持ちにさせる魅力を持っているのに、それをまだ出し切れていない」 

「あなたは受けとるよりも、与えることに喜びを感じるんですね」
「あなたは人から頼られることが多いですね」
「あなたは誠実なんですが、 誤解されることが少なくないですね」

記憶は加工された上で思い出される。

ある面が際立っているということは、同時にその反対の面もその人の中に強く存在しているということ。それによって全体のバランスを取っている。
「相反するふたつの面からその人を評価すれば、必ずヒットする」ということ。

例えば、
・外向的で愛想がよく、付き合いがいいときもある半面、内向的で用心深く、引きこもってしまうこともある。
・外見は自信があるように見えるけれども、心の中はくよくよしたり不安になってしまう面がある。
・なんの苦労もしてないように明るく見えるけど、結構、大変なことを乗り越えてきたでしょう。

友達には自分と似ているタイプの人を選ぶが、「親友」 となると自分とは反対のタイプがしっくりくる。潜在意識には表に出ている自分と逆の自分がいる。その潜在意識の中の自分と似ている人を、親友として選ぶ傾向がある。

「○○さんって、自分よりも、相手が嬉しそうにしてくれるのに喜びを感じるタイプだよね?」
「○○さんって、本当は相手のことを思っているのに、気持ちを誤解されちゃうことがあるでしょう?」
「○○さんって、恋愛でこっぴどく裏切られたことがあるでしょう?」
「○○さんって、恋に関してはわりと直観が鋭い方だよね?」
「○○さんって、好きになったら相手の期待に応えようとして、ちょっと無理しちゃうところがあるでしょう?」

サトルネガティブとは、占い師の会話トリックの中でもよく知られている。
否定疑問文を使うことで、リーディングが「当たっていても」「外れていても」ヒットに結びつけることのできるテクニック
「まさか、(首を傾げながら) 最近、ペットが死にませんでしたよね?」
「えっ!どうして分かるんですか!先週、金魚が死んだんです!」
この場合には、まるで金魚を失った悲しみを霊感で見抜かれたような印象を与える。
「この占い師はすごいかも……」と一発で信頼を勝ち取ることができる。
でも、もし相談者のペットが元気に生きていたら?そのときには、次のようになる。
「まさか、(首を傾げながら) 最近、ペットが死にませんでしたよね?」
「いいえ、猫を飼っていますが、元気です。生きています」
「(うなづいて)そうですよね。それで安心しました」
となる。
「死んでないよね?」と言ったのだから、間違ったことを言ったわけではない。
では、ペットなんかまったく飼ってもいなかなったら?
「まさか、(首を傾げながら) 最近、ペットが死にませんでしたよね?」
「いいえ、ペットなんか、飼ったこともありむせん」
「(うなづいて)そうですよね。あなたはペットで自分を癒すようなタイプではないですよね」

多くの人が知らず知らずのうちにやってしまう間違いがある。
「やっぱり価格は安いほうがいいね」
「そうですよね。でも、安全性への配慮も大切ですよね」
このように、「そうですね。でも〜」 「分かります。しかし〜」 などと、いったん相手の言葉を肯定した上で、すぐに「But」と返してしまうことが少なくない。
あなたは相手を肯定したつもりでも、 相手は全
面的に否定されたようにしか感じない。これは、
「その前にくるフレーズを否定し、その後にくるフレーズを強調する」 というButの作用によるものである。
こんな場合には、次のように返せばいい。
「やっぱり価格は安いほうがいいね」
「そうですよね。そして、安全性への配慮も大切ですよね」
つまり、「そうですね。でも〜」 ではなく、「そうですね。そして〜」というように、 Butではなく、 Andで繋げる。
意味的に多少の無理があっても構わない。もともと普通の会話は文法的な正確さよりも、印象のほうが大切である。

「〜ではありませんよね?」
「人からは〜と言われませんか?」
「〜には心当たりはないですよね?」
「〜というのはあなたのことではないですよね?」
「〜というのは私の気のせいかなあ?」
「〜ということは今までにないですよね?」
「〜ということは気づいてないですよね?」

「お住まいは、世田谷でしたよね?」と聞けば、相手は「いえ。杉並なんです」とあまり警戒せずに答えてくれる。
適当な住所を言うことで、相手にそれを訂正させる。その結果としてスムーズに「住所は杉並区」という情報を引き出すことができる。
人間というのは、間違ったことを言われると、それを訂正することに意識がいく。訂正することに意識がいっているので、「なんでそんなこと聞くのかしら?」どという疑問に意識が向きにくくなる。もちろん、たまたま住所が本当に世田谷だったなら、相手は当然「はい」と答えるか、あるいは「どうして分かるんですか!」と感動するはずだ。

「〜というのはなぜですか?」
「〜の意味がわかりますか?」
「〜と言ったら何のことでしょうか?」
「〜に心当たりがありますか?」
「〜というのは正しいですか?」
「〜には何か重要な意味がありますか?」
「〜というのはなんだろうなあ…」

「何か、ブラック系の音楽とか聴いてそうなイメージだね」
「え〜、そう?どちらかというとフツーにミスチルとか好き」
「あ、ボクも好きだよ。新しいアルバムも買った」
「ね〜、いいよね〜」
単に「どんな音楽が好き?」と聞くよりはずっと自然だ。情報を収集するような質問はひとつもしていない。だから、相手も警戒せずに自分のことをしゃべりやすくなる。探られているという印象も与えにくい。

ズームアウト
言葉の意味を広めて「当てた」 ことにする
例 「最近、 お金の問題で悩んでいますね?」
「いえ、今日は健康の相談で・・・・・・」
「しかし、このままいくと仕事ができないくらいに健康を害しますよ。 その意味で、お金の問題だと私は感じたんです」

ズームイン
言葉の意味を狭めて「当てた」 ことにする

「あなたのオーラの中に、人間関係のトラブルを感じますね」
「はあ。今は別に問題ありませんが...」
「もちろん、今は問題ありません。いろんな問題を乗り越えてきましたから。でも、過去には、やっかいな人との関係に苦しんだでしょう?」
「はい。前の会社で上司のセクハラに遭って…」
「人間関係のトラブル」を「過去のトラブル」にまで狭めてしまうことで、さり気なくミスから逃げる方法

悩みは4つのカテゴリしかない
人間関係
お金

健康

「気を付けていると、あなたに幸せを運んでくれる人と出会えますよ」

「近いうちに〜があるはずです」
「これから〜はよくなっていくでしょう」
「〜が起こるはずですが、あなたは気にもとめないでしょう」
「Aさんがあなたに内緒で〜をするでしょう」
「今週中にBという名前の人とばったり出会うはずです」
「そろそろ、あなたに近い人が〜するはずです」
「くれぐれも〜に気をつけていてください」

実際には不安なのだけれど、 自信があるように見せるためのテクニック
無駄な動きを最小限に抑え、すべての動作をできる限りゆっくりにする。ただ、これだけ。
人間は、 自分よりもゆっくりと動くものは自分よりも上の存在だと無意識のうちに感じる。

人間は左から右へと動きを自然なものと感じ、右から左への動きには不自然さを感じる。










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湯浅淳一
あなたの琴線に触れる文字を綴りたい。

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