失敗という概念の捉え方
「失敗図鑑すごい人ほどダメだった」からの思考
2021/9/10
失敗はしたけど、間違えてはいない。
それは、今となれば、必然だったから。
そこには、自己一貫性を保とうとする本能があるから。
失敗は、生物の進化の過程に組み込まれている。変異して失敗して、変異して失敗してを繰り返して、生存に成功した個体だけが、今の世界に存在している。
そもそも失敗が前提なのだとしても、失敗した後に、それを肯定的に捉えられる人なんて超人だ。そんなに難しいことはない。
失敗した後は、悔しいし悲しいし辛いのだ。失敗から目を逸らさずに、実践の感情を受け入れる、ただ、そのまま、受容する。
失敗した後で、すぐに失敗について振り返って、対処しようと思っても、そんなに人は強靭な心を持っていない。
だから、自分の心に素直に自分を受け入れることから始めるのだ。
「失敗しちゃったなー」でいい。
急ぎでなけりゃ、そのまま放置しておいてもいい。
受け入れられなければ、しばらく放置しておいてもいい。
ただ、目の見える範囲に置いておくことが重要だ。目に見えないところに置いておくと、私たちは、忘れてしまうからだ。人間は都合の悪いことを忘れる機能がある。
放置して、心が落ち着いて来たら、そこから、失敗の原因を分析して問題点を見つけたり、失敗に対処する方法を探したり、新たな行動を起こしたりすればいい。
時が経ち、未来になる。
失敗は未来において、肯定となっていて、成功の礎となっている。
失敗は、時間軸で自分の捉え方が変わる代物である。脳による記憶の改竄(かいざん)とも言える。
「失敗は、存在しない」とも言える、未来において。
「失敗は、存在する」とも言える、現在において。
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