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【本要約】たった1人の熱狂


2021/12/19

人生は、生から死への一方通行で、止まること戻ることも許されない。

労働によって社会と世界に新しい価値創造をする。

売れる本には、マジョリティの大衆が抱える無意識の欲求や欲望を掴み取っている。大衆は愚かではない。大衆の支持によって数字を叩き出すコンテンツは、押し並べて優れている。

【人間の進歩に必要な要素】
自己検証
自己嫌悪
自己否定

「大衆が何に幸せを見出し、日々の労働に耐えているのか」
「大衆は社会に対してどんな不満を抱えているのか」
「大衆が何を感じているのか」
日々、想像する。

大衆が腹の中で抱く隠れた欲望、根源的な欲求を露呈させ、そこに突き刺さる言葉を矢のように撃ち放つ。

適切な言葉を選ぶ訓練は、読書によって磨かれる。適切な言葉を選べるようになれば、思考は深まる。

自分の価値を決めるのは、自分ではなく、相手だ。

圧倒的な努力を重ねた生き方の集積が価値を為す。そして「価値がある」と気付いた人が寄ってくる。美人の前には大勢の男が集まる。美しさは美人の価値である。

赤、青、黄、緑は見たことがあるはずだ。
実は「あなたが見たことがない原色がまだある」と聞いて、
「どういう色なのか」知りたいのか?
「見たい」と思って走り出すのか?

自分と出会ったことで相手の人生が変わらなけば、自分の価値がない。感想を伝えることは人間関係の最初の一歩だ。誠意とはスピードだ。「これほど私のことをわかってくれる人はいない。この人になら命を預けてもいい。」と感じさせるほどに言葉が相手に突き刺されば、必ず人はついてくる。

数多くの人と関わる仕事をするのであれば、他者への想像力は必須だ。

小事が大事、一事が万事である。小さなことを大切にしてこそ、大きな成功と富を手にする。つまらない地味な雑用でも、自分の心がけ一つで、黄金の仕事に変わる。

他者への想像力を働かせて小さな約束も必ず守る。小さなことを大切にするだけで、人生は大きく変わっていく。神は細部に宿る。

義理・人情・恩返しこそが、仕事においても人生においても最も大事である。

相手の心を掴み、いざというときに、力になってもらうには、「あのとき良くしてもらった」「お世話になった」と相手に思ってもらうことが大切だ。「義理・人情・恩返しを誤魔化したかどうか」は、自分が1番よく知っている。

小さな約束を守る、小手先の嘘や誤魔化しは言わない、人は騙さない。仕事ができるできない以前に人として最も大事なことである。

貸しは作っても借りは作るな。

つまらないことを人に頼まない。その代わり、人の重要な頼みは全力で引き受ける。

自分で汗をかきましょう。手柄は人にあげましょう。そして、それを忘れましょう。
竹下登、追記、見城徹

ビジネスも、人生も、勝負は最後までわからない。すべてはプロセスであるという、人生哲学だ。

何をやっていても無駄な時間などない。過ごした時間は必ず先に活きてくる。必ず意味を為す。起こっていることは常に正しい。

現実はすべてプロセスだ。

プロセスの中で生じた暫定的な結果によって、人生がすべて決まるわけではない。人生の最期に、死ぬときに自分がどう思うかだ。

死という視座から現在を照射する。

覚悟を持って現実と格闘した先にしか大きな結果は無い。

覚悟とは「このために死んでもいい」と心に決めることである。

起業家に理念は必要ない。理念は後付けで構わない。まずは、金を儲けることだ。金を稼ぐことだ。利益を出さなければ社会貢献なんてできないし、愛する人を幸せにするためにも金は必要だ。金がすべてである。

どんなに苦労しても、自分はこの仕事をやりたくてたまらない。いくら苦しくても耐えられる。情熱が湧く仕事である。

現状維持している限り、昨日とは違う明日は来ない。

いくら志高い観念や思想や理念を描いたところで、実行に移さなければ何の意味もない、何の価値もない。

「考えたことは必ず実現できる」という信念で行動する。



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